竹富の中心から少し離れた中筋集落は観光牛車が通らず、ほとんど観光化されていない。
古い集落風景が最も残る地区といえよう。
中筋集落内の風景
道には珊瑚や貝のかけらが撒かれているのがよく分かる
幹の太い立派なフクギに囲まれている古い民家があった
竹富島の集落は、赤がわらの屋根、魔よけのシーサー、石灰岩の石垣、ひんぷん、福木の並木、サンゴ砂の道、草花の植え込みなどで構成されています。この付近は、竹富島の伝統的なたたずまいを、今も色濃くのこしている地域の一つです-案内板より-
箒の跡が残る。すがすがしい道です
フーヤと称される主屋は田の字四部屋を基本とする寄せ棟造り
主屋の西側に炊事棟であるトーラを配する。いわゆる分棟型が竹富島の伝統的な民家形式
こちらの民家には中庭にバナナの木が植えられている
そろそろ港に戻る時間なので、東集落の方へ戻る
萱葺きの家屋がもう一棟あった。こちらは納屋のようだ
東集落。こちらも相当古い造りの民家のようだ
シーサーにお別れして竹富島を後にした
(後記)
竹富島は1960年代頃までは約40%が茅葺屋根。その後の島のみなさんの取り組みによって美しく統一された赤瓦の屋根の数々が整えられたそうだ。町並み保存の取り組みは大変だが竹富島の素晴らしい風景がこれからもずっと残ってほしい。港から海上を矢のように走る定期船に乗り、石垣港へそして石垣空港へ向かった。
竹富島を学べるサイト
竹富島ゆがふ館(http://www.taketomijima.jp/)
全国竹富島文化協会(http://www.napcoti.com/)