あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

道しるべそっけなき文字見たような   あきオジ  

2011-05-09 19:01:03 | 日記
江ノ電駅の道しるべです。
藤沢と鎌倉
どちらがどちらなのか
迷う人もいれば
見当違いをする人もいるのですね。
鎌倉高校前駅で
横浜行くのはどの電車乗るのがいいか
そんな質問をしている人がいます。
私より大物!

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扇風機真白し船の客となる  山口誓子

朝焼に通風筒は並立てる  山口に誓子

(近代俳句そして現代俳句その識別は小道具ですね。それ以外には見当がつきません。)

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あれこれあって
動き回って
どっちがどうだかわからない。
そんなばたばたした生活を止めなくてはいけない。

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シラス茹でる赤鼻親父の無精ひげ  あきオジ

2011-05-09 18:52:38 | 日記
江ノ電です。

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月いでて雪山遠きすがたかな  飯田蛇笏

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桃井かおり、岸恵子そして高峰秀子の否ビュー番組を見ました。
一癖も二癖もある女優ですが、背筋をのばしている。
その姿は凛々しく、そして美しいですね。

そんな女優を求める時代があったのですね。

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このごろ、花見百姓の例えのようなふわふわした生活です。
でも、明日から、また仕事が入ります。
気合を入れないと、気分が重くなってしまいます。

安定した気持ちで仕事できるような器ではないのです。

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夏草が陽ざしを伸ばす孔子廟  あきオジ

2011-05-09 05:51:12 | 日記
孔子廟です。
懐かしい匂いがする景色ですね。
この茂みの中に孔子像が立っています。
どのような経緯でこの場所にたっているのでしょうか。
きっと、本来の場所とは違っているのでしょう。

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夏めくや霽れ雷の一つぎり  飯田蛇笏

(何となく、俳句の輪郭が見えてきました。まだ、何が何だか分かりませんが、それなりに進めそうなのです。ぼりぼちとやっていきましょう。)

船の上欠伸を誘う春の風  あきオジ

2011-05-09 05:35:49 | 日記
隅田川の川風がいいですね。
何か西洋の運河を連想させる風景ですね。

最近は船着き場から遡上してスカイツリーを川から眺めるコースに変更になっています。
新しい時代の記憶の形ですね。

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秋風に騒ぐ生徒や力餅  前田普羅

(このような素朴な風景を取りあげた句が好きです。鬱屈した表現を多用する作者の句はごめんなさい。結社仲間で楽しんでください。この句は昨日手に入れた「近代俳句集」(角川書店)から探し出したものです。このような句を探しだすのも楽しみですね。

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振り返る記憶も遠く藤伸びる  あきオジ

2011-05-09 05:21:31 | 日記
聖橋からの風景です。
お気に入りの定点写真です。
もう夏の雰囲気ですね。

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青空に指で字をかく秋の暮  一茶

(本を開いたとたんに目に入った句。さっそくアップです。鬱屈した気分やすねていると思われる句の多い中で、故郷をただ懐かしみ、親しんだ句だとか、当たり前の日常を切り取った句がいいですね。この句は専門家が評論するとすればあれこれあるのでしょうが、素人の私にはそんなことは関係ない。自分がよければ、それで自分にとっての名句です。それでいい。)

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