あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

さあ行こう励ます声あり梅雨の入り  あきオジ

2011-05-17 18:08:35 | 日記
バラ展(西武球場)

赤い椿白い椿と落ちにけり  碧梧桐

(いかにも色彩の面白さと落ちる椿の面白さを計算した句であるような気がします。素人の私でも句にしてみようかななどと大胆なことを考える素材ですから、それなりの俳人なのでしょうか。それにしても、純粋に椿だけを引き出して表現するのはさすがですね。)

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サッカー中継を見ていたら
インテルの長友選手が出場していました。
サッカーの知識もなく
どこをどのように見ていればいいかも分かりませんでした。

ですから、ひたすら長友選手の動きを見ていました。
そこで分かったことはボールに近い人は激しく動き回りますが
距離のある人は距離感を保ちながら移動しているのですね。
試合中走り回っていることはないようです。
ゆったり眺めていたり
ジョギング程度のスピードで移動していることが多いですね。
ポジションの問題もあるでしょうが
長友選手がボールにからむのはごくわずかでした。
きっと、それぞれのポジションを見ていると同じかもしれませんね。

ボールだけ見ているのとは違った見方ができるのですね。

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ネクタイに顔がなじみし衣更え  あきオジ

2011-05-17 17:40:16 | 日記
バラ展(西武球場)

起き起きや舌もつれしてはるの雨  夏目成美

(この俳人、一茶の庇護者として有名ですが、長生きした人で70歳近いころ口も不自由になったころの句です。足が不自由な人だけに、口まで不自由になることは、それなりの思いがあったのでしょうね。一茶もいいですし、個性がはっきりした人ですが、その一茶を庇護した大人感覚にあふれていた成美の俳句もいいですね。)

朧夜吉次を泊め碗のおと  夏目成美

(このような義経伝説とからめる句は当時に流行だったのでしょうね。素人で教養のない私にはついていけないのですが、当時の教養人にはことば遊びにも使えるほど当たり前のことだったのでしょうね。もし、そうだとすれば、江戸時代は私が想像していたよりはるかに大人の教養を身につけていたのですね。そうでなかったら、狂歌や川柳を楽しむ文化は生まれなかったでしょうからね。)

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絵で時代の狂歌や川柳を取りあげようとした時期がありますが、江戸時代の文化や習慣、そして庶民生活などを深く理解していないと理解不能であり、当時の常識を楽しめる柔軟性がないととても扱えないと思って、断念しました。正直なところ川柳は俳偕とは違った意味での高い教養がないと挑戦できないと思いますね。

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「流行り目にたたり目」とはこのとこでしょうか、風邪引いて目に雑菌が入って鬱陶しい。
この一時的なことであっても「どうして自分だけが・・・」という思いにもなるものです。
しばらくは水泳も御休みですね。

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菖蒲咲く水辺で眠る迷い猫  あきオジ

2011-05-17 17:25:36 | 日記
バラ展(西武球場)
この「バラ展」も飽きてしまいますが
ある日、突然「バラ展」のタイトルも見なくなるのですね。

その季節に自分を育てることができ
季節を終わると花を落とす。
自然って季節の営みに逆らわないですね。

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御手打ちの夫婦(めおと)なりしを衣更  蕪村

かりそめの恋をする日や衣更  蕪村

(これらの物語がありそうで、背景がありそうな句が好きな人が多いですね。解説書などでもかならず取りあげています。それにしても、専門家ならあれこれ解釈したり、評価したりするのでしょうが、素人の私がそのような解説を読んでなっとくしたり、勉強になりました。などということもないでしょう。ひっかかればひっかかったまま、素通りするならそのまま、それでいいような気がします。解釈の相違や評価の食い違いの議論に入るつもりもありません。素人には蕪村も俳人のひとりに過ぎないのです。)

咲けば散るせいいっぱいの牡丹哉

2011-05-17 06:42:10 | 日記
バラ展(西武ドーム)

西武ドームに行くと清原選手が思い出されます。
いかにも野球選手という顔付が印象的でした。
そしてなぜかピアスが似合ってが笑えました。
彼は、ここで野球をやっていたのですね。

私は野球のことはさっぱり分かりません。

でも、桑田との契約問題で彼が、泣いたことだけは覚えています。
何のことだったのかいまだに分かりません。

あれから時間が流れ
二人とも引退しました。

いま、何をしているのか知りませんが
この西武球場に清原が立っていたことは間違いありません。
でも、私は、西武球場でプレイしていた清原選手を見たことはありません。

それがとても不思議です。

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海の坂みち子供が列組んで来る  井泉水

(上手な句なのか未熟なのか分かりませんが、景色が浮かんできていいですね。放哉が子供に関心があったのか分かりませんが、放哉を思い出しました。小豆島の風景、二十四の瞳の舞台。それだけでも勝手な想像が広がります。そして、俳句を置き去りにして妄想だけがが広がります。)

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目だちたい男意気あり夏祭り  あきオジ

2011-05-17 06:29:37 | 日記
バラ展(西武ドーム)

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鉄鉢に明日の米あり夕涼み  良寛

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目が浄血したのが気になるので
眼科に行きました。
待合室はいっぱいでした。

ここにも人がいるのですね。

共通項は眼の具合が悪い。
証券会社にいけば金儲けが楽しみの人が座り込んでいる。
雑然としたところにいるようで
集まり場所に行けば

その人のゲージがあるのですね。
どうでもいいことを考えていましたが
順番がなかなか回ってきません。

次回は、呼ばれた人の名前を漢字に当てはめると
どんな字なのだろうか、
そんなことを考えてみようかな

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腕時計梅雨とも知らず針進め  あきオジ

2011-05-17 06:19:24 | 日記
バラ展です。
神代植物公園のバラも見頃始めでしょうかね。

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俳句というのは自然と融合する気配りなのかななどと難しいことを考えたりもしました。
でも、そんな面倒なことはやめることにしました。

私にとって俳句(もどき)は、つまるとこと、毎日のトイレにいくようなものですね。

表現技術を競いあうレベルにいければそれはそれなりに楽しいでしょうが、そうはいきません。
まあ、そんなことで、なるべく季語にこだわっています。
自然への目配りの訓練だと思っているからです。

これで、けっこう、花の名前を覚えたりできるものです。
合わせて、いつごろ咲くかなどということもね。

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旅人のこころにも似よ椎の花  芭蕉

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