ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

五六市で出会い

2013-12-08 17:39:02 | お出かけ&旅


映画のあと、久しぶりにABCクラフトをウロウロ。
買ったものはミシン糸にゴムひも(笑)夢のないやつ。
自分では手作りしなくなって久しいが、今どきの手作りグッズをいろいろ見て楽しめた。
小さなキットくらい買って作ってみよかなとも思ったけど、イヤイヤ、どうせ、引き出しに仕舞い込みしてしまうやろし。
それから、昼も食べずに、毎月第二日曜日に開かれている「枚方宿くらわんか五六市」を歩いてきた。
手作りの店がたくさん並び、人出も多く、噂にたがわず盛況。
こういう小物が今流行ってるなぁ、表はニットやプリント布、裏にフリースやボアを縫い合わせた小ぶりのマフラーが多かった、
革小物、多肉植物小鉢、ワンコのお洋服、クリスマス飾り、スイーツなどなど。
枚方宿途中の塩熊商店の前を通りがかったら、懐かしい人。亡き親友の息子さんがイベントで立っていた。
「お父さんは元気してはる?」と、15分ほど立ち話した。
子どもも2人できて、すっかり、一家の主のパパさん顔だった。
「ホンマにええ息子さんにならはったよ」と、そっとつぶやきながら、初冬のうすら寒い道を駅に急いだ。 

『The Lady アウンサンスーチー』

2013-12-08 17:16:22 | 映画
「The Lady アウンサンスーチー」
主演 ミシェル・ヨー
市の催しの上映で見に行った。
現ミャンマーの軍事政権下で長く軟禁された不屈の女性、アウンサンスーチーの名前は知らない人はいないだろうけど、案外詳しくは知らなかったりして。
イギリス人と結婚して、オックスフォードで幸せに暮らしていた時に、ミャンマーの母が重篤になり、帰国。
デモの学生が容赦なく撃ち殺されたり、弾圧と圧政下の自由のない祖国の現状を目の当たりに見る。
そのまま夫や息子たちと離れて、祖国で自由のための戦いを始めたスー。
欧米諸国の働きかけも適わず、一時、軟禁を解かれるよう仲介に入ったのが日本だった。
スーがいったん出国すれば、二度と祖国に入国できず、軍事政権に阻まれて病気の夫や息子たちにもビザが下りない。
家族を取るか祖国を取るかという辛い選択を突き付けられても、祖国を選ばなくてはならなかった運命。
政治的なこと以上に、家族の愛を描いたこの映画は感動的でした。
圧倒的な国民的人気を誇っていても、民主主義の国になるには何年も何十年もの時が必要なのね。