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2012 11/3の拝観報告5(六波羅蜜寺 国宝十一面観音像御開帳)


写真は、国宝十一面観音像御開帳初日14:00頃の境内

到着したのは14:00頃、境内は朝10:00よりは混雑は緩和していました。

手順を書いておきます。

まず宝物館に行く場合は、門の左手で拝観料600円を納めます。
次は隣の地蔵堂で、淵龍護符を頂きます。
今回は紫色でした。
そして本堂に上がります。
本堂内左手の窓口で、淵龍護符に御法印(ハンコ)を押して頂きます。

次は本堂外周の左手にまわります。
宝物館に行く方は宝物館へ。
行かない方は、本堂裏まで続く列に並びます。
順に本堂に案内されます。

さて本堂内ですが、中央に設けられた2列は内陣にお参りする最終の列です。
この2列の右手と左手が待機場所です。
右と左は全く同じです。

本堂外周の列から順にどちらかに案内されます。
8人×6列で、右と左でそれぞれに並びます。
前列から1人ずつ順に左右ともお清めのようなことをされ、先の中央の2列に並ぶ訳です。

そして最後は3人で内陣に入りお参りをします。
この時、国宝の十一面観音像に最接近します。

1000年以上前の仏像が、当時のまま残っているのです。
なんともいえない迫力があります。

内陣の左手から外へ出て終了です。

淵龍護符は六波羅蜜寺の池の龍が守護してくれる御札です。
以前WANさまが書かれましたが、赤、緑、黄色、白、紫と5色あり、辰年の12年毎に色が変わります。
5色揃うと満願です。
ですから最短で48年かかります。

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安楽寿院2 特別拝観


写真は、書院の玄関

例年の特別拝観
かつては毎年4月末と10月末から1か月間、収蔵庫の特別拝観をしておられました。
一旦途切れましたが、最近はまた11月の週末のみ特別公開をされています。

拝観料は300円です。
内容は予約拝観と同じで、この期間は予約なしでOKです。
本尊の阿弥陀如来坐像はいつもありますが、掛け軸や書などは毎回少しずつ変わっています。
安楽寿院のHPでのみでしか広報されていないです。

2012年秋の非公開文化財特別公開
上記で特別公開がありました。

書院の門前で拝観料800円を納めます。

書院の前庭を過ぎ玄関から入ると、8畳の間が2つ並んでいます。
床の間には藤原定家の“明月記断簡”がありました。
前庭は中央に松を配した枯山水庭園です。

次に大師堂、阿弥陀堂でお参りした後に収蔵庫です。
今回は、本尊の阿弥陀如来坐像はもちろん、鳥羽法皇木像、重要文化財の絹本著色普賢菩薩像、絹本著色孔雀明王像。
さらには鳥羽法皇像、美福門院像の掛け軸もありました。
2016年の春には、重文 阿弥陀二十五菩薩来迎図、元塔頭前松院 仏堂本尊の大日如来像や五大尊画像なども展示されていました。

この後は収蔵庫裏手にある埋蔵文化財研究所で、鳥羽離宮の発掘調査の出土品の展示もありました。

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