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2017(平成29年) 第51回 京の冬の旅の分析
表は、ここ1年間の非公開文化財と京の夏、冬の旅の一覧
大人の皆さんへのクリスマスプレゼントといえるでしょうか(笑)。
2017年京の冬の旅の分析です。
さて今回の冬の旅の主な開催期間は、1/7(土)~3/18(土)。
各寺院によって、期間が異なるものもあります。
主なものでは、高台寺は既に2016年12/1から始まっていますが、スタンプラリーは1/7~。
妙法院と聖護院は1/16~。
壬生寺 本堂・狂言堂は壬生狂言開催のため、当然ながら1/30~2/5まで拝観休止です。
その他、細々と拝観休止日があるので、そちらはHPで確認してください。
1つ目は紫色で、年に数回特別公開があるのところです。
東寺五重塔は、正月、春や秋に独自で長期に特別公開をしておられます。
2つ目は紺色で、春と秋に特別公開があるところです。
金戒光明寺の方丈、角屋も春と秋に独自に特別公開をしておられます。
3つ目は緑色で、年に1回公開があるところです。
西福寺は六波羅にある寺院で、六道まいりがある8/7~8/10は本堂が公開されます。
4つ目は黄緑色で、最近特別公開があったところところです。
聖護院は2016年秋に長期の特別公開がありました。
妙心寺 大雄院は、春の京都禅寺一斉拝観で公開がありました。
知恩院 大方丈、小方丈は2016年の春の非公開文化財特別公開で公開がありました。
5つ目は茶色で、通常公開ないしは定期的な特別公開があるが、今回レアな部分が公開されるです。
高台寺は通常拝観していますが、今回は2012年の春以来となる臥龍廊の通行が出来ます。
妙法院は五月会や秋の非公開文化財特別公開で公開が定期的にありますが、両方とも宸殿の公開はありません。
今回は宸殿の公開があります。
6つ目はオレンジ色で、比較的レアなところです。
壬生寺 本堂、狂言堂は、GWの壬生狂言の際に本堂および庭園が公開されています。壬生狂言で狂言堂は見られますが、内部に入るとなると結構レアです。
妙心寺 大庫裏、経堂は、2013年の京の冬の旅以来の公開です。
金戒光明寺 西翁院ももちろん非公開ですが、よく探せば茶会のイベントや文化講座で公開があったりしますが、一般的にはレアでしょう。
最後が黄色で、超レアなところです。
建仁寺 久昌院は春の四頭茶礼の副席で入れますが、一般的には極めてレアでしょう。
妙心寺 養徳院は2016年5/15の第2回ココロ旅京都巡礼音楽会がこちらで開催されましたが、一般的には極めてレアです。
以上より、下に行くほど公開がレアなものですので、どこに行くか困った際の優先順位づけに活用して下さい。
最後に追加情報。
京の冬の旅が始まった翌日の1/8(日)情報です。
毎年1/8は十二薬師霊場の1つ水薬師寺(西大路七条)の薬師如来の御開帳日です。
また木津川市の浄瑠璃寺では、三重塔の薬師如来像、九体阿弥陀堂の吉祥天像と灌頂堂の大日如来像の御開帳が1年で唯一1/8に重なります。
今年は1/8が日曜日です。
また建仁寺の両足院でも独自に冬の特別公開をしておられます。
期間は、12/9(金)~2017年1/29(日)の10:00~16:00(拝観休止:12/30、12/31、1/6)。
伊藤若冲の雪梅雄鶏図も公開されます。
建仁寺には久昌院の公開で行かれると思いますので、1月中に行かれる方は是非一緒に。
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