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2017 1/17の拝観報告2(国立京都博物館)
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写真は、平成知新館(左)と明治古都館(右)
出町柳のコインパーキングに停めていた車に戻り、川端通→七条通と進みます。
9:50にやって来たのが、国立京都博物館です。
今回は泉涌寺の寺宝を初めとする常設展です。
最近は常設展でも気になるものがあるので、今回とうとう京博パスポートを買っちゃいました!
拝観を始めた当初からは考えられないことです(笑)。
平日の朝1番ですので(京博は9:30~)、どこもほぼ貸し切り状態。
最初に向かったのが、
・重文 三宝荒神坐像 来迎院(1/11~2/5)です。
実は今年の成人の日の七福神めぐりにも家族で行ったのですが、その日も御開帳されるとはいえチョー遠い。
やっと近くで拝見出来ました。
顔というか頭の形がかっこいいですね。
コワい顔をされていますが、男前だと思います。
となりには脇侍の重文 護法神立像も。
他には
・重文 月蓋長者像。
こちらは舎利殿の内陣にお祀りされていた仏像ですね。
・重文 観音菩薩坐像(楊貴妃観音)1/11~2/5も。
僕にはどうしてもチャーリー浜さんに見えます(笑)。
・宝冠阿弥陀如来坐像 快慶作 悲田院
こちらは本編にもあるように、悲田院さんにお参りした際に御住職が内陣に入れて下さり近くでお参りさせて下さった思い出の仏さまです。
書跡のエリアでは、
・国宝 附法状 俊芿筆
取りあえず国宝なので、目に焼き付けておきます。
・重文 法華経巻第一・巻第八 法華経ならびに開結のうち 巻第八に後奈良天皇宸翰奥書10巻のうち2巻 泉涌寺・雲龍院
内容はさておき、後奈良天皇の字がメチャメチャきれいです。
涅槃図のエリアでは、
・重文 仏涅槃図 長福寺
梅宮大社の近くの長福寺。拝観のチャンスはないですが、涅槃図は今回拝見出来ました。
・重文 仏涅槃図 金輪寺
本編の最後にしれっと書いてある絹本著色仏涅槃図がこちらです。
亀岡の山の上にあるお寺まで実際に行っているので、親近感が違います(笑)。
展示一覧を観た時から、絶対拝見しようと思っていました。
中世絵画のエリアでは、
重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 大仙院
重文 瀟湘八景図 元信筆 東海庵
両方ともいいんですが、特に東海庵のものは引き込まれますね。
まさに描かれた風景に迷い込み、その場の空気感まで伝わってくるような作品でした。
最後に近世絵画では、
富士山登龍図 冷泉為恭筆 善導寺
多分このリンクしているリッツカールトンの近くの善導寺さんだと思います。
登り龍がメインで、背後にかすかに富士山が。
本来はあそこにあるんだな・・・と思って観ると一層楽しいです。
全体を一通り見た後で、気になったものだけ2回目を観て、10:50頃にこちらを出ました。
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