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平安神宮3 澄心亭 尚美館(岡崎散策9)
写真は、尚美館の松の間(左)と上段の間(右)
月釜
8月以外毎月第2日曜日に澄心亭で月釜があります。
会員でないなら、神苑への入苑料も必要です。
神苑は8:30~でお茶席は9:00~ですが、当然1席目は9:00前に始まります。
石段を登った突き当りの受付で800円を納め記帳します。
そして一旦少し戻り、左手からお茶室の前に出ます。
さらに右手奥から3畳の待合に入ります。
お茶席はこの奥の9畳の広間で、1席20名ぐらいです。
終わるとお茶席の広縁に靴が移動してあるので、そちらから出ます。
2016年12/10のまいまい京都のツアーで、西天王塚と尚美館の内部に入りました。
中神苑の茶店の右手に閉まっている門があります。
この門の奥は本殿の右手、蒼竜楼の背後になります。
ここに宮内庁管理の西天王塚があります。
長径5mほどの小さな丘陵の周囲が植栽で囲われており、誰の墓かは不明だそうです。
尚美館には池から向かって左手の階段から入ります。
方丈様式のように前3間、後ろ3間構造で、各部屋は12畳です。
襖絵がそれぞれ左手奥が梅の間、左手前が竹の間、中央が松の間、右手前が鶴の間で、その奥は上段の間になっています。
この尚美館の縁の正面に泰平閣が見えます。
煎茶献茶祭
毎年9月の最終週の日曜日に開催されます。
8:30から応天門の前で受付し、赤い参加章を戴き付けます。
お茶券は当日ここでも買えます(2席、2,500円)。
煎茶席は、貴賓館(尚美館)、勅使館(尚美館の向かい)、記念殿(平安会館の事務所2階)、額殿、遥拝所の5か所です。
9:00から本殿で献茶式。
9:30からお茶席の各所で席札を発券されます。
席が神苑の出口側にかたまっているので、参加章があればこの日は出口側から入れます。
早い方は9:00頃から各席の前で待っておられます。
貴賓館と勅使館は下足して入るので1席40分入れ替え込みで45分、その他は30分ぐらいでまわります。
勅使館
唐破風の玄関から入ると、正面に7.5畳の玄関間があります。
左手に待合の10畳間、玄関間の右手に10畳の次の間と12.5畳の上の間があります。
上の間は広い床の間、違い棚と付書院、天井は折上小組格天井でした。
額殿
応天門を入ってすぐ左手奥にあります。
展示会場になっていることもあるそうです。
内部は朱塗りの折上格天井の広い1室です。
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