髪切職人ひろ屋の思いつきブログ

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F1 2013年マレーシアGPのマルチ21について

2020-04-05 12:50:49 | F1情報
F1好きには多少賛否があった件。
個人的にウェバーをそんなに好きではなく、かといって当時のベッテルを応援していた訳でもないですが
事の真相が再び出てきました。
マルチ21をざっくり言うと
レース終盤で先頭を走っていたウェバーに2位走行のベッテルは追い越さずにそのままキープする。
昔のF1ではよくあった事。チームメイトでワンツーだからできる事です。
下手したら1位と2位を入れ替えさせるように指示があった時代もあり
No.1ドライバーとセカンドドライバーという形でうまく回っていました。

マルチ21のベッテルの見解は
3位のメルセデスのペースがあがり、このままだと2位キープが難しいから抜いた。
このペースに関して、ウェバーは予選のQ2に自信がなく新品タイヤでもう一度コースに出た事により本戦で使うタイヤに新品タイヤはなく、全てオールドタイヤ。
一方でベッテルは新品タイヤあり。
レース終盤のマルチ21が発動された時にベッテルは新品タイヤを履いているのでもちろんペースは速い。
僕はこの時点というか、予選の走りもきっちりとこなし新品タイヤを温存させていて先を見据えた仕事をしたベッテルに優先権があってもいいと感じた。
ウェバーの悪い部分は、結果として2位にはなったがレッドブルがワンツーでレースを終えたけど
もしSCが入ったら。
もしウェバーの遅いペースに合わせてウェバーがリタイヤしたらベッテルはすぐ後ろのメルセデスを抑えなくてはいけない。
もしベッテルにトラブルがあってピットインしたら。
もしもの為のマージンを築くのもドライバーの仕事であって
予選の時に無駄な周回はせず
本戦のラストスパートに温存した新品を使ったベッテルが間違いなく勝者。
仮に1位メルセデス・2位ペースの遅いウェバー・3位ハイペースのベッテルならもちろん後ろにいてもベッテルに権利がある。
F1はトリアージの塊みたいなもので可能な限り前の車を抜いて速く走る事に徹しているので
あの時代はチーム側はウェバーに少し忖度があったのか?と思う。
ハッキネンが昔言っていた言葉に
「いい勝者になるには、時としていい敗者になる事も必要」
という言葉を残しています。
敗者となったウェバーの行動や発言を見る限り……

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