西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

八雲

2017-01-03 15:31:43 | 神社 古代

昨年末から、お付き合いなのか自分が飲みたいだけなのか、ず~っと飲み続けています。毎年元旦に参拝するO神社は例年は雪に覆われているのですが、今年は普通に地面が見えていて寒くもない。なんか、メリハリのないまま、もう1月3日です。

午前中は、お風呂屋さん&岩盤浴に行って体に溜まった毒素を出しました。風呂にはあまり興味が無く、岩盤浴だけのお店が無いかな~と思っています。

さて、年が改まっても、興味があるのは日本の古代史のみ。(まあ、年末のグダグダな格闘技番組は見てしまいましたが。)ということで、昨日は嫁実家に行ったついでにあわら市の『八雲神社』を詣でました。

言ってみれば、村の鎮守という感じの小さな神社ですが、これがなかなかに良き神社でありました。”八雲”という名から、当然にご祭神は須佐之男命。八雲→須佐之男、これ常識ですわ。安徳天皇も合祀されています。こんもりとした杜の前に立つ鳥居を入って歩き出すと、更に朱塗りの鳥居が奥にあり、鬱蒼とした木々の中を更に登っていくと本殿が見えてきます。

僕、こういう神社が好きです。神籬となる杜が沢山あると”その気”になれる。磐座があって、近くに甘南備となる山があれば最高です。

この小さい狛犬だけ角が一本生えている。(写真では観難いですが。)狛犬って、普通は一対だけのはずですが、ここはそれぞれ違った形状の狛犬が幾つも(何頭?)もありました。

この狛犬の尻尾は九本?尻尾が九本と言えば九尾→人柱力→ナルトかぁ(笑)。須佐之男命を崇拝していた平清盛が全国に須佐之男命を祀った神社を多く造営した中の一つとも考えられますが、社頭掲示板を読むと、源平が争っていた頃から、第二次世界大戦時までいろいろと逸話が残っている様です。この八雲神社について詳しくは知りませんが、村の鎮守的な小さな神社に記紀神話に登場する神々が祀られるのは後世の後付けの場合が多く、大概は土着の名もなき神、山、杜、川を祀ったのが起源だと思います。大げさな言い方をすれば、縄文の頃から息づく日本人的なアニミズム信仰。毎度、神社を訪れる度に良いな~と思います。



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