西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

雄山神社

2017-05-07 11:41:35 | 神社 古代

今朝、息子を最寄りの駅へ送っていく。GW中、出社した日もありましたが、概ね好天に恵まれ良い連休だったと思う。

さて、一昨日に、息子が

『折角戻ったんだから、権現さんの所へはあいさつしとかんならんやろう。』

と言う。

『俺が運転してくんだよな?』

『・・・・・・、お願いします。』

ということで、彼の言う権現さん(雄山神社 祈願殿)へ行きました。

雄山神社は、雄山山頂の峰本社、中宮祈願殿、前立社壇の三社からなる。後醍醐天皇の勅願所であったこともある。母が祈願殿辺りの集落出身であることから、我が家は自分が赤子の頃から、初詣等はここと決めている。息子の七五三参りも、一人でここでやって頂いた。立山開山神話については全く無知であった県外出身者の嫁が、息子を妊娠した時に白鷹の夢を見たので、彼の名前に雄山の”雄”を頂いています。

『剣岳 点の記』という映画のロケでも使われました。小さな駐車場は、県外ナンバーの車でいっぱい。祭神は伊邪那岐神、天手力雄神ですが、神仏習合の色合いが濃く、要は立山権現様でしょうね。

デカい立山杉が沢山あり、この時期は気持ちが良い。我が家は、この若宮も必ずお詣りすることにしています。

いつもは中宮祈願殿にしか行かないのですが、今回は前立社壇にも詣でました。

富山中心街の人達には、こちらの方がメジャーかもしれません。過去には、源頼朝、足利義稙らが再建しています。

摂社として、応神天皇やお稲荷さんも祀られています。お稲荷さんは宇迦之御魂神ということぐらいは愚息も頭に入っているみたいでした。もう半年もすれば全然俺より詳しくなるのでしょう。彼は正統派の学生、僕は在野のヲタでしかないので。時間があれば、或いは都市部に住んでいれば、正統派の古代史を学びたいと思うのですが、今の環境下ではなかなかねえ。今度は何時帰郷するのか判りませんが、愚息に記紀や古代史、神道について教えてもらうのが齢五十を過ぎたおっさんの密かな楽しみです。



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