5月末ぐらいから激務が続いている。昨今は、お客さんでクレームが出るとワールドワイドでメールが日に何10通も入って来るので気分的に辛し。回答、その他諸々で、毎週、何処かへ出張。新しい新幹線の駅が、すっかりなじみの駅となってしまっている。今日は、静岡。始発の新幹線。
睡眠不足のままふらふらと駅構内へ向かうと、お巡りさんが誰かさんに向かって丁寧におじぎをしている。その誰かさん、妙に姿勢が良い。
ん? まずっ! 息子の中学時代の師匠じゃん!
唐突ながら、息子は突然に、先週、剣道部を辞めてしまった。今でも剣道は大好きなのだが、まあ、雑草にも三分のプライドはあるということで。大学へいったら、同好会程度でまた、やるんじゃないかな?
さて、中学時代の恩師には、大変にお世話になったとの想いがあり、改めて挨拶に行かねばと思っていただけに、あまりにも偶然というか、びっくりした。仕事や若い頃の恋愛など、執着して考えている事は実現しないが、ぼーっと考え続けていることはふっと叶ったりするというか、上手く言えないけど、そんな感じ。既に、恩師の耳には入っていたらしく、私なりに息子の気持ちを代弁しつつ、これまでの事、御礼を申し上げました。
「こういうモンは縁だから、またやりたくなったら何時でも。」
と暖かい言葉を頂きました。”縁”なんですよね、ホント。始めるも終わるも縁、良い事も悪い事も縁。息子の剣道については、初めから終わりまで、寸分の狂いなく決まっていたような気がして、今朝、新幹線の中でちょっと感慨に耽ってしまった。
”神は老獪だが、悪意は無い。”と言ったのはアインシュタインだけども、まあ、そうなんだろな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます