昨日の日曜美術館(NHK Eテレ)は、だるまさんシリーズが有名な絵本作家かがくい ひろしさんだった。このところTVで三浦太郎、五味太郎など絵本作家が取り上げられることはよくあるが、関心がつよいのと、おそらく日本のレベルが高いことの反映だろう。
「だるまさんが」は4月の絵本読み聞かせでとり上げていて、この本についてはそこで述べたことににつきていると思う。
でもこの番組で作者の長いとはいえない生涯にふれると、感慨が深い。
作者は若いころ画家をめざしてはいたが、特別支援学校で幼児の支援指導を続け、中年になってから絵本を作り始め、数年間でだるまさんシリーズ(3冊)をはじめとする16冊を残し、病で急逝した。
その学校でのふるまい、絵本の製作過程の編集者の証言などから、このひとのものの見方とその先がいろいろわかってきた。
弱いもの、あまり見向きもされないもの、その同じ平面でなにか生きるちから、同類とのユーモラスなやりとり、そこから得られる元気、子供たちは直観で感じるのだろう。そしてそれはかがくいさんが学校での活動のなかで拓いていったものなのだろう。
「だるまさんが」は4月の絵本読み聞かせでとり上げていて、この本についてはそこで述べたことににつきていると思う。
でもこの番組で作者の長いとはいえない生涯にふれると、感慨が深い。
作者は若いころ画家をめざしてはいたが、特別支援学校で幼児の支援指導を続け、中年になってから絵本を作り始め、数年間でだるまさんシリーズ(3冊)をはじめとする16冊を残し、病で急逝した。
その学校でのふるまい、絵本の製作過程の編集者の証言などから、このひとのものの見方とその先がいろいろわかってきた。
弱いもの、あまり見向きもされないもの、その同じ平面でなにか生きるちから、同類とのユーモラスなやりとり、そこから得られる元気、子供たちは直観で感じるのだろう。そしてそれはかがくいさんが学校での活動のなかで拓いていったものなのだろう。