6月28日に少し大げさだが念願の幻のあんず信山丸が5Kg手に入った。
私にとっては何年もかかって探しやっと農家から分けてもらうことが出来たので
幻と言っていい信山丸なのだ。
もう少し買いたかったのだが信山丸は初めて漬けるので入れる瓶の大きさ、
作り方など色々分からないところが多く有り今年は5Kで試作となった。
5kgで4000円
重さを計量してから全部で何個あるかを数えてみたら166個あった
5000÷166≒30g 一粒平均おおよそ30g
4000円÷166=23円 一粒23円です。
確かに信州大実に比べると実は一回りは小さい、そしてなにより果肉が硬い。
この硬さなら歯ごたえの有る食感のシロップ漬けが出来そうだ。
今回のシロップ漬けは実を割らないで漬けるつけ方法で行う。
それはあんず農家の方に伺った方法。
割って種を取り出してしまうと、香りが減退してしまうとのことだった。
瓶に入れてみたが効率よく入らない。隙間が随分出てしまう。
そりゃ物理的に考えても当然そうなるわね。
調べてみると詰める前に1.5分ほど湯通しをすると
少し実が柔らかくなって入れ易くなるとのことだ。
瓶も通常より広口の600#を通販で取り寄せた。
この瓶だと6粒ほど入る。一粒30gとして180gの内容量
水とグラニュー糖を1対1の割合に混ぜて火にかけシロップを2L作った。
熱い状態のままのシロップをそのまま瓶のあんずに注ぐ。
結局2Lでは足りず最終的にシロップは3L作った、効率は良くない。
グラニュー糖は3kg使った
農家の方にもう少し詳しく聞いてみよう。
参考までに原価計算をしてみよう
瓶代 95円 構成比率 36%
あんず 6×23円 138円 52%
グラニュー糖 270円×3÷25=33円 12%
一瓶 266円
瓶代が高すぎますね。 (笑)
ちなみにハチミツの瓶だと60円位、この広口瓶はあまり出回っていないので
少しお値段は高めなのかね。
しかし一瓶300円弱だからお値打ちってことですね。
好評なら来年は張り切って10kgくらい作ろう.
遠くの友人にも送りたいのだが、輸送料およそ800円
なんだかばからしくなるよね。
素人は原価計算などするもんじゃないのかね。
夢が壊れます。(笑)
それにしても輸送費高過ぎる、クロネコ儲けすぎ。
脱気させるために蓋を緩くして
蒸し器で10分ほど蒸す。
全部で25本ほど出来上がった。
蓋を下にして2日ほど寝せて置く。
色も鮮やかに出来上がった、信州大実より色合いは鮮やかだ、まずまず成功だろう。
知り合いに分けて喜んでもらおう。
あんず独特の清涼感と酸味が有りヨーグルトに入れて食べると最高だ。
お菓子作りには丸ごと使え食感が抜群にいいらしい。
半割も種を入れたまま少し作ってみた。
日曜日一日がかりで出来上がった。
庭の手入れが少しおろそか。来週に先送りだ。
今年はウッドデッキのペンキも塗らなければなぁ。
大陸の5年物の紹興酒24L甕を買ったのだが。。
そのいきさつの失敗談はまた次回。 (笑)