日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

有難いマントラー応無所住而生其心

2013年04月11日 21時58分09秒 | 思うがままに
今、師範科で田原豊道先生に教えていただいているマントラは『金剛経』の「応無所住而生其心(おうむしょじゅうにしょうごしん)」です。
 
何度も、教えていただいていたマントラですが、心に響きます。
 
「応(まさ)に住(じゅう)する所無くして、而(しか)も其の心を生ずべし」と読みくだすそうです。
 
どこにいてもどこに住んでもいても、どこにも根を下ろさないような心を起こせ!というマントラです。
 
とらわれのない境地にこそ本来の清らかな自己がある…と。
 
そういえば、ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子先生のご著書に「置かれた場所で咲きなさい」があります。
 
普段私たちは環境に支配されているのが常ですが、その固執が、今、置かれた場所に、ついつい不平不満を持ってしまいます。
 
環境は移りゆくもの…
 
内的幸せを願うなら、移りゆく事象に翻弄されないよう、是非覚えたいマントラです。
 
マントラは、難しく考えず、一心に唱えるほうが功徳があるそうですが、意味が分かると尚更、有難いマントラです。
 
今日から九州です。今、博多にいます。(荻山貴美子)
 
 
 
 
 
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