こんばんは。
「恋する輪廻―オーム・シャンーティ・オーム」はもうそれは素晴らしい映画でした。
「心から何かを望めば世界中が味方をしてくれる」
この台詞が随所に出てきます。
母一人子一人の生活で息子が遅く帰ってきたとき叱る母親の言葉…は「帰りが遅い!」。
これに対して息子が返す「どんなに遅くなっても必ず帰る」は非業の死を遂げ、輪廻転生を暗示する言葉でもありました。
しがない脇役俳優の青年「オーム」役をシャー・ルク・カーンが演じます。愛嬌があって魅力的。
オームが淡い恋心を抱く相手は人気女優シャーンティ。
演じるディーピカー・パードゥコーンはポスターから抜け出た女神のような輝きと美しさ。
映画の冒頭シーンの言葉は「神が守りたまう人の命は消せない」という大きなテーマでした。
また…
「捜せば神さえも見つかる」
「最後はすべてが幸せに…ハッピーじゃないと終わりじゃない」
いかがですか?ステキな台詞だと思われませんか。
だからインド映画の基本はハッピーエンドにあるのですね。インドはスゴイ!夏のインド旅行が待ち遠しいです。
この映画を観たら誰でもハッピーになれるでしょう。歌も踊りも超一流。
輪廻転生したら今以上の素晴らしい人生が待っている…なんて本気で思ってしまいました。それには今の自分に磨きをかけ、自己宣言(大願)を強く言い聞かせなくてはなりません。(荻山貴美子)