方向を定めて、覚悟をもった人ほど強くて美しいものはないと思います。
いろいろな仏教行事があるのですが、
『 得度式 』 ほど厳粛で、美しい式はないのではないでしょうか。
私は 『 得度式 』 が一番感動する 「 式典 」 です。
本堂には整えられ、静かに式が始まるのを待っています。
まずはご本尊、から始まって、ご親族の方々、見守ってくれる職員の方方に、
「 五体投地 」 に三礼をします。
父上始めご親族の方には、我が子どもから 「 五体投地 」 に三礼
されるのですから、涙される場面でもありました。
剃髪も終わり、いよいよ出家としての 『 戒 』 を受けるときです。
一番、凛々しい顔立ちです。
「 汝、この戒をよく保つや否や 」 と戒師から問われます。
「 よく保つ 」 と、十の戒を護りますと誓います。
ここで初めて 「 お袈裟 」 が戒師から渡されるのです。
「 お袈裟 」 のことを 「 福田衣 」 ( ふくでんね ) と呼びます。
これも、三度繰り返されます。
( 戒師から教授へ、教授から受者 【 得度する人 】 へ、
受者は一端、戒師へお返しします。
これを三度繰り返すのです。)
ということは、三度 「 覚悟のほどを 」 確かめるということです。
お袈裟を着けて、お釈迦さまの弟子としての、自分の人生が始まります。
私も ( 歳 ?? ) 得度式では、今回もそうですが、
戒師の私が、感極まって、 『 教戒 』 という戒を授ける場面では
こみ上げてくるものがありました。
彼も幸せ者です。職員のみんなの後押しを受けて、見守る中、そして
ご親族の方々からもあたたかく見送られて、自分の本当の人生を歩むことが出来るのです。
最後に全員そろって、記念写真を撮りました。
新発意 ( しんぼっち ) よ ! 今日のこの日が一番確かな心です。
この心を大切に忘れず
いろいろな仏教行事があるのですが、
『 得度式 』 ほど厳粛で、美しい式はないのではないでしょうか。
私は 『 得度式 』 が一番感動する 「 式典 」 です。
本堂には整えられ、静かに式が始まるのを待っています。
まずはご本尊、から始まって、ご親族の方々、見守ってくれる職員の方方に、
「 五体投地 」 に三礼をします。
父上始めご親族の方には、我が子どもから 「 五体投地 」 に三礼
されるのですから、涙される場面でもありました。
剃髪も終わり、いよいよ出家としての 『 戒 』 を受けるときです。
一番、凛々しい顔立ちです。
「 汝、この戒をよく保つや否や 」 と戒師から問われます。
「 よく保つ 」 と、十の戒を護りますと誓います。
ここで初めて 「 お袈裟 」 が戒師から渡されるのです。
「 お袈裟 」 のことを 「 福田衣 」 ( ふくでんね ) と呼びます。
これも、三度繰り返されます。
( 戒師から教授へ、教授から受者 【 得度する人 】 へ、
受者は一端、戒師へお返しします。
これを三度繰り返すのです。)
ということは、三度 「 覚悟のほどを 」 確かめるということです。
お袈裟を着けて、お釈迦さまの弟子としての、自分の人生が始まります。
私も ( 歳 ?? ) 得度式では、今回もそうですが、
戒師の私が、感極まって、 『 教戒 』 という戒を授ける場面では
こみ上げてくるものがありました。
彼も幸せ者です。職員のみんなの後押しを受けて、見守る中、そして
ご親族の方々からもあたたかく見送られて、自分の本当の人生を歩むことが出来るのです。
最後に全員そろって、記念写真を撮りました。
新発意 ( しんぼっち ) よ ! 今日のこの日が一番確かな心です。
この心を大切に忘れず