今読んでる中で、
こころに響いた言葉です。
「 人間は問題にぶつかったら、
自分を変えるのが大事です 」
問題が出てくると、自分の周りにあることを
変えようと躍起になります。
しかし、外の問題を変えようとすると、
次から次に問題も出てくるし、
また、どうしても変えられない問題も出てきます。
いま、子育て真っ最中のお母さん、
子どもという難題を抱えて悪戦苦闘です。
言ううて聞かせても、理解できない、
かといって、子供を … どうすることもできない。
ただただ、子供が何をしてほしいのか
全身を耳にして聞き取るしか方法がないのです。
そこには、今までの自分の考え方を捨てて
自分を無にして、子供の声を
聞くしかないのです。
自分を変えるしか方法がない、
人は、普通は話せばわかる !!
といいます。
はたしてそうでしょうか ?
話せば話すほど誤解するということがあります。
しかし、話さなかったらなおさらわからない、
責任ある立場に立たされたとき、
自分の考えをどうしても理解してもらえない
という苦い思い出があります。
かといって、話さなかったら
なおさらのこと理解してもらえない、
そういうジレンマに立たされるものです。
ある先生は、
話さなくてもわかりあえる、
これが浄土だと。
話せばわかるのは
世間であり、
話してもわからないのは地獄の世界である。
と、
立場が違ってくると、
本当に理解しあうことは
出来ないものです。
問題にぶつかったら、
自分を変えていく、
なんだか情けないような気もしますが、
自分の心を変えていく、
謙虚に、
こころが透明になってくれば、
聞こえてくる世界も開けてくるようです。