この季節になると
「梶の木」 がすくすくと緑の葉を
元気よく出してきます。
これが正式の葉です。
この梶の木、とても繁殖力が強く、
どんどんどんどん大きくなっていきます。
そして竹のように次々と
根を張って木を増やしていくのです。
そのためか、葉の形も
崩れていって、終いにはまるい葉になったのもあります。
写真のように、尖がった先が七つあるのが
本来の形です。
七夕さまも、 棚幡 (たなばた) とも書いたようです。
神道でよく使う 「梶の葉」
(確か諏訪大社の紋も梶の葉 ?)
それと、仏教のお盆の施餓鬼供養の棚とが
重なった行事のようでもあります。
本来は、「梶の葉」 七枚に願い事を書いて
神さまの依代である笹に括り付けたのが
始まりのようです。
ここ 「千本ゑんま堂」 さんでも
7月1日から15日まで 「風の祭り」 があって
梶の葉を本堂前にお供えして
夜のお参りがったようです。
暑けれども、自然の風を感じて
ゑんまさまにお参りしてください
ということで 「風の祭り」 というようです。
鉢植えながら立派に蓮が咲き
蓮の台(うてな) がとても
美しかったです。
「花が終わって枯れたら、
ニシンや油粕を入れるのですよ
そうしないと
立派な花は咲きません !」
と、庵主さんが話されていました。
美しい花とは裏腹に、土のなかには
いろんな肥しがいるのですね
です。