本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

700系・N700系 ツーショット !

2014-07-24 18:13:49 | 住職の活動日記

 最近は新幹線で熊本往復することが

多くなりました。

 我が家からすると、飛行機の方が

便利なのですが、着いてからのことを

考えると、新幹線の方が便利なのです。

そしてまた、 「ジパング」 という

便利な制度を利用することができ

比較的リーズナブルに乗れるのです。

 

 しかし、九州新幹線は 「さくら」 という

他は 「ひかり」 と限定はあるものの

さほど急ぐ旅でもなく、

ほんの15分から20分ほど遅くなるだけ

とあれば、断然お得です。

 

列車内を見回すと、

私たちの年齢の方と、

外国の方が目立つようです。

お隣さんを見ては、

この方もジパングかと …

お互いそんなことを考えているのでは ??

 

 

    

 

珍しく、 700系とN700系の新幹線が

並んでとまっていました。

それだけで見ると違いは分からないのですが

並んでみると、明らかに鼻の長さとか違うようです。

 

    

 

このN700系の特徴的な鼻は

俗にカモノハシともよばれ、

正式にはエアロダブルウイングというようで、

この長さはトンネルに入る時の

衝撃を抑える効果があるということです。

 

外から見る分にはさほどの違いはないようですが、

その中身たるや、目に見えないところで

大きな革新があるようです。

 

「1度の傾斜」

いかに早く新幹線を走らせるか、

そこには並々ならぬ努力と工夫が

施されています。

カーブを曲がるとき 700系 の場合は

スピードを落とさないと曲がれないのです。

ところが、N700系 では車体を

わずか 「1度傾ける」 だけで、

スピードを落とさず曲がることができる。

その1度を見出すために10年の歳月を費やしたとか、

 

また、九州新幹線は外目には

N700系と変わりはないのですが、

内装はとても立派です。

そしてまた、九州には難所がありまして、

山陽新幹線は走ることができないのです。

急こう配のところが、博多を出てからと、

八代を出てからの二か所があります。

だから、普通の新幹線では

パワー不足でその急こう配を走破できないのです。

そこで、九州新幹線は全車両に動力をつけて

この坂を上りきることができるように

しているということです。

 

他にも、何気なく乗っている新幹線でも

見えないところでは

様々な工夫が施され、

日々進化して生まれ変わっているようです。

そして、エコな新幹線にもなってきて

以前と比べると、速くなっても電気は少なく

て済むようになっているようです。

 

形は似ているようでも

日本の新幹線は一歩も二歩も

進んでいるのではないでしょうか。

 

    

 

にわか鉄チャンにとっては、

この中はどうなっているのか

運転席に座ってみたいものです。

 

 

 

 

 

コメント
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