8時の点火に合わせて
仏壇に火を灯し
お参りしました。
お精霊(しょりょ)さん
送りの大文字です。
我が家からは如意ヶ嶽の
大文字が斜めに見ることが
できます。
廊下よりお参りしました。
大文字の大の中心部分には
祠があってそこには
弘法大師がお祀りされ
浄土宗の僧侶によって
お参りされ、
その火をもって点火されます
今年は北風もあって
点火には苦労された様子
でも去年と違って
雨も降らず、
美しい大文字が拝めました
後はテレビから
大文字の火を拝みます
左大文字です
面白いのは筆順に添って
灯されていきます
大文字の半分ほどの大きさ
です
火床もそれぞれ形があって
また灯し方も違います
興味深いのは鳥居です
松のジンといいますか
真ん中の部分を使い
火は赤く燃え上がります
そして、
火床はステンレス製で
ここに火のついた松明を
持って走り火床に突き刺す
という
珍しいものです。
大文字の送り火は
地域の方々によって
守られています。
古い時代はそれぞれの地域
で字も形も色々あって
ご先祖さまを送るという
そういう行事だったのです
いつの時代か
こういう五山という
形にまとまったようです
京都には色々の行事が
ありますが、
この大文字も送り火ほど
宗教色が強く
かといって
お寺とかが関係するのでは
なく純粋に
それぞれのご家庭のご先祖様
をお送りするという
誰彼に見せるという
ものではなく
何かしら宗教心の純粋な
ものを感じます。
祇園祭とかもありますが
13日にお見え頂いた
ご先祖さまを送るという
大文字の行事は
誰でもがどこからでも
お参りできるという
ほんのわずか30分ほどの
行事なのですが
何とも奥ゆかしい
心静かにお参りできる
私にとっては一番好きな
行事でもあります。
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