7月3日
熊本を後にするにあたって
本蔵院に立ち寄りました
明日には解体が始まります
本当に
ガランドウ(伽藍堂)です
新しく生まれ変わるのに
一抹の寂しさのようなものを
感じます
というのも、
兄弟の中で私だけが
このお寺で
産婆さんに取り上げられて
生まれたのです
そのとき祖父も大変喜んで
「みほとけの
お法ノリ正しく踏み往きて
心はりつつ家起こせかし」
と、名前の「のりふみ」を
入れて詠んでくれました
こうやって、解体
そして新しいお寺の設計
そうみて見ると
先代方のご苦労というか
細部に至るまでの
ご苦心の様子が伺えます
基本は同じような形になる
ようです
解体に先立ち
植木屋さんが入られている
ようです
孫たちの書き残した落書き
「みんながんばったよ
みんなだいすき
さわとうる(愛犬の名)と
じいじいもばあばあも
おとうさんとおかあさんと
いままでいきてきたよ」
ですかね
おもしろい落書きです
孫たちにとっても
いろいろと思い出が
あるのでしょう
今度帰った時には
さら地になっているのです
今まで本蔵院というお寺を
ささえてくれた土地
しばし
恵み雨の水を受け
太陽に光を受けて
自然の恵みを受けてほしいと
思います
また、新しく立つお寺を
しっかりと支えてくれて
欲しいと願います。
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