本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

白雲神社(しらくもじんじゃ)

2018-03-12 20:48:49 | 住職の活動日記

御所の梅も今が見ごろ、

桃の林を抜けて行くと梅林が

あります。

 

 

桃はまだ蕾

 

 

今にもはじけそうなつぼみの膨らみ

可愛らしいような姿

 

 

そこを抜けると梅林です

 

 

紅梅や白梅が満開

 

 

天気も良く、日差しもあり

温もりを感じます

 

 

鳥たちも虫を捕り

 

 

食後の蜜でしょうか?

 

 

人がいても驚かず

黙々と自分の生業に大忙し

 

その梅林の横に白雲神社はあります

 

 

入り口はひっそりと

旗を見なければ通り過ぎて

しまいそうです。

 

 

とても気持のいい景色です

 

一歩足を入れると

 

 

風格のある鳥居が見えてきます

 

 

拝殿の造りは装飾飾りが見事

 

 

額もまた立派な作りです

裏へ回ると

 

 

御所の「へそ石」なるものがあり

触って悪いところを撫でると

ご利益がるということです

体のあちこちを撫でて

痛みが一日も早く治りますように

 

 

小ぶりな造りながら

金具の美しさには目を見張ります

 

社務所には高松塚古墳壁画を

立体的にした像があります

 

 

ここの神社の高木さんが作られたもの

701年(大宝元年)律令国家の

成立を祝う行列が出発するところ

ということです

高さが28センチという小さな姿ですが

当時の様子がしのばれます。

 

 

この灯篭にしても

歴史の重みを感じます

 

ご神体は妙音弁天様

昔この地は西園寺家があった所

西園寺家は琵琶の宗家ということで

弁財天をお祀りしたということです

それでその横には

 

 

 またこの地は私塾「立命館」を

創設したところでもあります。

 

 

今は椿が咲き誇っています

 

 

西園寺家もこの地を去り

妙音弁財天様がこの地を守り

白雲という土地に因んで

白雲神社として続いているという

ことのようです。

 

御所も所によっては桜も咲き

これからが見ごろを迎える桜で

さらに美しさを増すようです。

御所も四季折々の花が咲き

自然を楽しむことができ

このような大きな空間を

楽しむことができるとは

なんとも贅沢な話です。

 

 

 

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