本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

『 あずき 』 が嫁いで行ったそうです!

2008-11-14 23:50:34 | 住職の活動日記
 今日、菩提樹苑からの電話で、苑にお参りにこられた方で、

『 あずき 』 を気に入っていただき、貰われて行きました。

 今が一番やんちゃでかわいい時かもしれません。

 貰われていなくなったと聞くと、とても寂しい気がします。


 『 あずき 』 なら、きっとかわいがってもらえることでしょう。


    


 少しピンボケですが、会議中には自分も参加して、さんざん遊んだ後は

家内の腕の中で   タイムです。


 たくさんの猫たちとの出会いと別れ、『 縁 』 というのでしょうか。

人のぬくもりを知って育った猫たちはとても幸せです。でも、飼い主が自分の都合

で放棄したら、その猫たちは自分で生きていくことはできません。

 野良ちゃんは人のぬくもりを知りませんが、それなりに微妙な関係を保って生き

ていきます。触らせたりはしませんが、ご飯を頂くという、ご縁で、それなりのぬ

くもりを感じているのかもしれません。


  『 あずき 』 も新しいご縁を頂きました。

嫁いだ先でたくさんのご縁を頂き、一杯かわいがってもらってください。

 ( うれしいと、すぐ噛むくせがあるので、最初は猫かむり、でいるのですよ )

 新しい飼い主様、 『 あずき 』 をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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病院通い

2008-11-14 23:23:17 | 住職の活動日記
 お参りも断って、一日病院へ、体の手入れです。

午前中はいつもの、『 済生会病院 』 へ、今月はあまりいい結果ではありませ

ん。 「 今月からがんばりましょう! 」 の励ましの言葉を頂いて、

 昼からは 『 鳥谷医院 』 です。術前の検査と説明です。

全身麻酔ということで、痛みはないと安心してましたが、やはり術後は少しあるよ

うです。

 ( 痛み止めは出しますが、出血が止まらない場合がありますので頑張りましょ

 う。) 

 と書いてありました。

 ( やっぱりいたいのだ~  )


   


 お見苦しい写真ですが、吸入をしているところです。

私のカメラ、レンズが180度回転するのです。それで、カメラ目線をしないよう

に、自分で 「 あっち向いてホイ! 」 という感じで写しました。

 チョット間の抜けた感じですが、実物はもう少しいいと思っております。 


  

 気になったことですが、ご覧のようにたくさんの種類の薬を飲むようになりまし

た。 ( ああ~ 年か~ )

現在7種類の薬を飲んでいます。

 今日、薬を貰うということで袋の中見てみると、薬の数がバラバラに少し余って

いるのです。

ということは、飲み忘れか? 重ねて飲んでいたのです。

なんかした拍子に、今この薬飲んだっけ? と思うことがあります。 

 知らず知らずのうちに、年は忍び寄ってきているのです。 
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まるごとチキンラーメン

2008-11-13 21:24:51 | 住職の活動日記
 熊本には 『 チキンラーメン 』 の電車が走っています。


       

 この色とデザインがとても懐かしく、何かしら食べたくなります。

 でも、いいでしょう、 『 電車まるごとチキンラーメン!! 』

 「 もみじ饅頭 」 みたいなのりで、



 ラーメンつながりで、最近気になるコマーシャルがあります。

『 カップヌードルを芳香剤のそばに置かないでください。匂いが移ることがある

かもしれません。 』 

 内容は正確ではありませんが、そんな意味だったと思います。

ま~、そういう事件があったからなのでしょうが ?

( なんで、食べ物と芳香剤とかと一緒に置くのか )  という思いもあり

そのコマーシャル自体、不思議に感じていました。


 少しそのなぞが解けたような気がしました。

家内と 「 ドラッグストアー 」 にはいりました。

もちろん薬を買うためです。  大きな店でした。

 すると、薬とかその中には家庭用品、もちろん芳香剤もありました。

そして、野菜お米お惣菜お酒まで何でもあるのです。

もちろん、デパートやスパーでは当然のことなのでしょうが、

チョット気になったのは、品物の種類わけをしているエリアの分け方が、スパーや

デパートほど明確ではないのです。


 頭の中は 「 薬を買おう 」 という頭になっているのに、

 入ってみるとお酒も野菜もお惣菜も食べ物が何でも、

 すると、頭のなかでは急カーブです。 「 ご飯もおかずもあるやん 」

 ま~、買っとこか

 すると、カップラーメンも芳香剤も一緒やん!


 そんな簡単なのりで、カップラーメンと芳香剤とかが同居しているのではないで

しょうか。

 ま~、それとこれとは別かもしれませんが、

 「 チキンラーメン 」 見てましたら、ふとそんなことを考えてしまいまし

た。
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皇帝ダリア

2008-11-13 20:52:50 | 住職の活動日記
 今日まで気づかなかったのですが、菩提樹苑の入り口の左側の畑に見事な

『 皇帝ダリア 』 が咲き誇っています。


    


 背丈は約3メートル近くあるでしょう。

 ご近所の方が大事に育てられているのです。

今日のお参りの方の 『 見事なダリアですね! 』 の言葉に、

あらためて見直しました。


   


 実に美しいです!  

カメラがよければもっと綺麗に写るのでしょうが、これはデジタルで4倍にしたも

のです。

 いつも横を通っているのに気づきませんでした。

不思議です、毎日通っているのに気づかないことがよくあります。

見ているのに、見えていないのです。


  『 物事はすべてそうなのでしょう。

          こちらの見る目が大事ですね。 』
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顕彰碑

2008-11-12 23:33:00 | 住職の活動日記
 『 おべんとうのヒライ 』 で有名な、株式会社ヒライ

その玄関前には 『 顕彰碑 』 が建てられてあります。

今日はその顕彰碑の前で 『 物故者の追善供養 』 が勤められました。


   


 その法要のあと、会長さんの挨拶がありました。

挨拶に先立ち、 『 戦友 』 の歌が流れました。

何も軍国主義というわけではなく、

株式会社ヒライがここまで来れたのは、ともに戦ってきた、

そして志半ばで倒れし人達のお陰なんだという、会長の思いからなのでしょう。

 『 月月火水木金金 』 ( 今はこんな言葉も忘れ去られたでしょう )

土日がない、休みがない、ということです。

 そのように、 『 ヒライ 』 の創業当時は休みもなく、朝昼なく努力してこ

られた方々のおかげで、今日のヒライがあるということ …。

 会長の言葉の中には、そのご苦労の重みと社員に対する深い愛情と、先立たれた

方々への友愛と敬慕の思いが込められていました。 

 『 温故知新 』 ふるきを温め、新らしきを知る

前進だけではなく、時には止まり、先人たちの声に耳を傾ける、

そのことも大事ではないか! 

 そのようなお話もされていました。


 お参りするとは、そういうことでしょう。

時間を止めるのです。あっという間に流れていく時に、ひと時の静寂、

ふと思うことがあります。忙しい忙しいで毎日日暮をして、自分自身にとって

静かに先祖のことを思い、自分自身を振り返る時間、いったいどれほどあるのだろ

うか。

 人生何十年か生きて、はたして合計すると何時間くらいになるのでしょうか。

亡くなった人を縁として、供養という形をとりながら、自分自身を振り返ってみる

こんな貴重な時間は本当はとても大事なのですが … ?

 「 暇ができたら、お寺参りでも 」 

 ( チョット遅いかも ? )

 市電市バスの無料のパスがきたら、どこでも好きなところへ行こう !

と思っているのですが、無料のパスがきた途端、体の方がゆうことが利かなくなり

ました。という話もあります。

 是非、忙しいさなかに、静かな時間を持ちましょう。
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素敵な文字に出会いました。

2008-11-11 23:45:07 | 住職の活動日記
 今日お参りに行ったお宅で、

 「 すばらしい文字でしょう ! 」 

と、お手紙を見せていただきました。本当に一字一字丁寧に書いてあるのです。


  


 文字を見てるだけで、この方にお会いしたような、この方のご性格が見事に表れ

ているような、そんなすがすがしい気分になりました。

 お年を聞いて二度びっくり  、なんと85歳の方だそうです。

そしてまた 「 ペン画 」 ということもされておられるそうで、


   


 見せていただきました。0,2ミリのボールペンで書かれるそうで、本当に細部

にわたるまで丁寧に正確に書いてありました。

 やはり、手に力があるからでしょう。年とともに手に力がなくなっていきます。

私もパソコンに頼るようになって、 「 書く 」 ということが本当に少なくな

りました。

 85歳でこういうきちんとした字を書けるということは、見習わなければいけま

せん。上手でなくてもいいのですが、丁寧なきちっとした字が書けたらいいです

ね。

 ペン画は 『 水前寺公園の古今伝授間 』 の風景のようです。

このじを拝見させていただいて、こちらもとてもすがすがしい気分になりました。
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綺麗な夕焼け

2008-11-11 23:24:18 | 住職の活動日記
 昨日、今日と、なんか! 机に座る時間がなくて、パソコンも珍しく

さわりもしませんでした。

 それなりに、いろいろ面白いこともたくさんありました。

昨日の夕方、たまたま菩提樹苑で珍しい夕焼けを見ました。


   


 とても不気味なほど綺麗でした。

 この景色も、あっという間で、すぐに色はなくなりました。


 その後会議をして、  もろもろ …


 それで、久しぶりにお隣の 『 バー酒場 』 へ、

メニューもふえて、隣の部屋では宴会の様子でとても賑わっていました。

ここのイタリアンもとても美味しいのです。

また、生ビールも泡がとてもクリーミーで、スーッと喉の入っていきます。

調子に乗って、ウィスキー 『 白州 』 サントリーです。

『 白州 』 が作られている森の中を見学に行き、それからファンになりました

水割りだったのですが、ちょっと濃いめだったのでしょうか。

 帰ったら、バタン・キュウ、  でした。


 そんなわけだったので~す 
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今週の言葉 11/10~11/16

2008-11-10 00:38:23 | 今週の言葉
  自然法爾  ( じねんほうに )

 焚くほどに風が  もてくる落葉かな


 ここ2,3日で急に冷え込んできたようです。

 産業道路の街路樹ケヤキの葉も落ち始めました。その頃になるといつも思い出す

のが、この歌です。

 掃いても、朝になるとまた一面に散っています。


 自然法爾 ( じねんほうに ) という題ですが、

仏教で使う場合は 『 自然 』 と書いて ( じねん ) と読むようです。

また、法爾の 『 爾 』 という文字も最近はめったに使わなくなった字です。

「 そのまま 」 というような意味があるようです。


 若い頃、毎日散るものですから、木をゆすって葉っぱを落としていましたら、

えらく叱られたことがありました。

 「 掃き清めた後に散る葉っぱは風情があるのですよ 」

と教えられたことがあります。

 散れば掃く、そしてまた散ればまた掃く、この繰り返しが大事です。


 『 自然 』 を ( じねん ) と読む場合、もう少し深い意味があるよう

です。

 ただ何もしなくて、 『 自然に任せる 』 というのではなく、

自分ではあらん限りの努力をするのですね、矢折れ玉尽きて、

そして、見えてくる世界、そこには 「 お任せするしか仕方がない 」

人間の力はたかが知れてる、そういう世界に出会うのです。


 「 鳴かぬなら 殺してしまえ … 」

 「 鳴かぬなら 鳴かせて見せよう … 」

 「 鳴かぬなら 鳴くまでまとう … 」

と読まれた、とされる、3人の武将の性格を表した歌ですが、

やはり、家康の 「 鳴くまでまとう … 」 というところに、

『 自然法爾 』 ( じねんほうに ) ということの意味があるようです。 
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またまた涙する!

2008-11-09 23:05:47 | 住職の活動日記
 今日は第二日曜日で、沙羅の苑では、合同法要がありました。

一階のロビーで、なんか視線を感じたような気がして、供養棚をながめると、

なんと、 『 デビ 』 の写真とお骨がありました。

 ここにいたのか! 気づかなくてごめん!


   


 写真を手に取って見ると、またまた涙がこぼれてきました。

 忘れたようでも、写真を見ると元気な時の姿が思い出されます。

 そういうと、カメラの中にはデビの写真がたくさん残っています。

 短い出会いと別れ、でも、一生懸命生きた、デビの生き様は忘れません。

 骨壷のふたを開けてみると、ちっちゃな骨になってました。

 ちっちゃな命でも、たくさんのご縁の人々をつくってくれたのですよ。


 なんか十分なこともできなかったような、ごめんなさい、 

 でも、ありがとう  ありがとう!  
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池田菜園からの贈り物

2008-11-09 22:45:53 | 住職の活動日記
 池田紙器工業の社長さん、休日になると、最近は野菜作りに精を出しておられる

ようです。

 今日、お父さまのお参りの後、力作の野菜を頂戴しました。

 とても見事なものです。早速ご本尊様にお供えしました。


  

 
 茄子とピーマンです。

たぶん作られた方はお分かりになると思いますが、素人がここまで作るには大変な

苦労がいるのです。

 東寺の宝菩提院にいるとき、裏の空き地で茄子ときゅうりを作りましたが、最初

は収穫までにはいたりませんでした。やはり土作りから始めないと実りはありませ

ん。大根を植えたとき見事な葉っぱが繁ってきました。

 これは相当大きいぞ!

 力いっぱい抜くと、ひっくり返ってしまいました。

 葉っぱだけ繁って、肝心の大根の部分は小指ほどの小ささでした。

 全部、お漬物にして頂きました。

 また、きゅうりや茄子の時は虫との戦いでもありました。


 池田社長さんにとっては、忙しいさなか、自然を見つめ、

自然の働きに感動しながらも  、

にっくき虫と戦いながら  、

収穫の喜びを感じられるのは何よりもうれしい 

ことなのではないでしょうか。


 社長のご苦労に感謝しつつ、頂戴いたします。  
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