天頂付近は好シーイングでしたが、南天のシーイングは
あまり良くありませんでした。残念・・・
M16 , L=20X180s , RGB=each 4X180s , 96min Total , DarkAndSkyFlat
Ha , 3X180s , 9min Total , OnlyDark
夜が短く、SAOにならず時間切れでした。
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撮影日時:2021/06/08-09
撮影場所:入笠山天体観測所 標高1810m
天候:快晴、微風、夜露少ない
気温:10℃
星空指数:80
シーイング:3/5
撮像鏡筒:300FN, 30.5cm , F4 , fl=1220mm
カメラ :ZWO-ASI183MM_Pro (Sony IMX183CLK-J Back Side Illuminated CMOS 1inch)
FilterWheel:Orion Nautilus 1.25"X7
コマコレクター:SkyWatcher_CCF4
Gain:250 , Ha:380
binning:2X2
冷却温度:-10℃
露光:***
Dark:10枚
Flat:20枚
ファイルフォーマット:Fits
赤道儀:SkyMaxエルボ改_E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:50mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.9_dev4(MultiStarGuide)
極軸合わせ:SharpCap3.2_ProのPolar Align機能
電子ビューファインダーのSSAG+25mmF1.4を流用。
ASCOM Platform 6.5_SP1
撮像ソフト:N.I.N.A(32bit)
プラネソフト:Cartes du Ciel
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2021
撮像用PC:Lenovo_C340_Win10_64bit , USB_3.1C
ガイド&FilterWheel用PCもC340 , USB_3.0_Gen1
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観測所に来ています。
前記事で書いたことを、実際にやってみましたので書きます。
・SharpCap3.2_ProのPolar Align機能を使って極軸を合わせる。
・Cielでアークトゥールスに同期。
・N.I.N.AにASCOM_Telescope for E-ZEUS2を握らせる。
・N.I.N.AのSequenceパネルへCielから撮像対象を送り込む。
今回はM87 -> M100 -> M64 -> M53とした。
・PHD2のキャリブレーションを、撮像エリア付近で完了させておく。
・N.I.N.Aの撮像Sequenceをスタートさせる。
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・SharpCap3.2_ProのPolar Align機能を使って極軸を合わせる。
僅か5分程度で00'55"(Good)となった。
黒く斜めのエリアは観測所の建物であり、写野が半分ケラレている。
この状態でもアッサリとセッティング完了となった。 スバラシイ!
・N.I.N.AのSequenceパネルへCielから撮像対象を送り込む。
今回はM87 -> M100 -> M64 -> M53とした。
Sequenceがタブ・ブラウザ状になっている。
それぞれ、L画像=4枚、Gain=380、-10℃、60sec、自動導入あり、
PlateSolveあり、PHD2ガイドありとした。
初めの撮像対象であるM87は、既にPlateSolve完了済みだったので
そのまま撮像。
続いてM100を自動導入->テスト撮像->PlateSolve->望遠鏡Slew->
位置確認撮像->PHD2ガイドスタート->本番撮像
ちゃんと写野中央に再導入された。
ちなみに、テスト撮像のパラメータは別途設定が出来る。
Gain=450 , 2X2binning , 5secとしてある。
撮像結果
M64をPlateSolve中。(写野中央からややズレている)
PlateSolveにて再導入され、撮像中。
撮像結果
M53をPlateSolve中。(ほぼ中央に居るが、ほんの少しズレている)
PlateSolveによる再導入後に撮像中。
撮像中のPHD2画面。
撮像結果
今回はテスト撮影なのでGain=380。
よって、ダイナミックレンジは僅少です。
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良くまあ、ちゃんと動作するものですね!!
ガイドもミスせず、全カットコンプリートでした。
で、
一晩に数対象しか撮像しない自分としては・・・
さて、何に使いましょうかねえ(-。-)y-゜゜゜