今日は赤緯軸と赤経軸のベアリングを洗いました。
赤緯軸をバラすにはクランプ用ユニバーサルジョイントを抜かねば
なりませんが、平ギアは全部ピン打ちで固定されています。
丁度良いサイズのピン抜きが無かったのでホームセンターで仕入れ。
グラインダーで先を整えて一発抜き! あー良かった。
赤緯軸完全バラシ洗浄後。
ベアリングの与圧リングを回すカニ目を作りました。
赤経用と赤緯用の2本が必要です。
赤経軸はこんな感じで与圧リングを回します。
赤経軸(ウォームホイール用)は精度を出すためにベアリングが圧入
されていて抜けません。
パーツクリーナーで固まっている古いグリースを洗い流します。
新しいグリスを充填完了。
極軸は二重軸となっており、内側にテーパーローラーベアリング、
外側(ウォームホイール用)に大径アンギュラベアリングを使っています。
なので、ベースがこんなに大きいのです。
キズ、サビも無く、ほぼ新品同様に再生されました。
この手の作業は段取り八分です。
今回もピン抜き工具を追加工したり、専用カニ目ツールを作ったり
しています。なので、この作業は8時間もかかりました。
肝心要の主軸部にトラブルがなくて安心しました。
今日はココまで。
赤緯軸をバラすにはクランプ用ユニバーサルジョイントを抜かねば
なりませんが、平ギアは全部ピン打ちで固定されています。
丁度良いサイズのピン抜きが無かったのでホームセンターで仕入れ。
グラインダーで先を整えて一発抜き! あー良かった。
赤緯軸完全バラシ洗浄後。
ベアリングの与圧リングを回すカニ目を作りました。
赤経用と赤緯用の2本が必要です。
赤経軸はこんな感じで与圧リングを回します。
赤経軸(ウォームホイール用)は精度を出すためにベアリングが圧入
されていて抜けません。
パーツクリーナーで固まっている古いグリースを洗い流します。
新しいグリスを充填完了。
極軸は二重軸となっており、内側にテーパーローラーベアリング、
外側(ウォームホイール用)に大径アンギュラベアリングを使っています。
なので、ベースがこんなに大きいのです。
キズ、サビも無く、ほぼ新品同様に再生されました。
この手の作業は段取り八分です。
今回もピン抜き工具を追加工したり、専用カニ目ツールを作ったり
しています。なので、この作業は8時間もかかりました。
肝心要の主軸部にトラブルがなくて安心しました。
今日はココまで。
私の高校時代の先輩が1996年にGN170を導入された時に、美しい架台だなー
と感じた記憶があります。 このGN26Sはその兄貴分だと思うのですが、
こんな凄い架台が撮影地に現れたら腰を抜かしてしまいそうです。
バラせば一人で車に積めることが分かりました。
30㎝F7と専用ウェイトの場合は無理ですが、300FNであれば何とか一式を運べそうです。
さてどうなることか。
歯車のピン打ち・・・
今だったらセットネジで固定でしょうか。
昔の仕事はしっかりというか手間暇をかけていたんですね。
そういえば入社当時、部品にテーパーリーマー加工をしてテーパーピンを打ち込んでいた記憶があります。
古き良き時代でした。
ピン打ち経験者でしたか!
バラシは手を抜くと戻せなくなったりして気を使います。
この赤道儀はいちいち丁寧に作ってあるため、カニ目ひとつ回すにも
気を使います。セットビスには必ずネジよりも柔らかいボスが入っているし、
与圧リングの固定もリングにすり割りが入っていて、それをネジで軽く締め
ることでシャフトのネジを挟む形で固定しています。
与圧リングはちゃんと専用工具を使わないと、たいがいカジッてダメになります。
急がば廻れでじっくりレストアしたいと思います。