宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

縮小コリメート法(その7)

2013-06-14 13:36:00 | 縮小コリメート法
国際光器から1.25インチ用デジタルカメラアダプターが来ました。

が、

しか~し!



なんと、手持ちのアイピースがひとつも取り付きません!
アダプターの許容径が44mmまでなのですが、手持ちのアイピースは
余裕で46mm以上あり、Vixenのは48mmだった・・・orz

こ、これもお蔵入りなのか?
そもそも、今時の1.25インチアイピースって44mmで入るん?

で、

国際光器に電話してみたら、2インチ用に交換してくれると言う。
国際光器で売っているハイペリオンアイピースは、
1.25インチでも全部2インチ用でなければ入りません!と言う。
う~ん、下調べが足りなかったか、、、俺の責任なのか?
自己責任なのか? フツフツ。

んで、

アイピースをよ~く見るとですね、
見口のプラ部品がテーパー状になっています。
例えね、2インチ用を付けてもですねえ、
アダプターが保持するのはリング状の細い輪っかってことだよね。

ダメじゃん。
きっとグラグラするよね。絶対にフニャフニャするよね。

見口のプラ部品、カチ割ったろかあ~!!

あーあ、である。

こうなるとSV32mmしか選択枝が無くなってくる。
まあ、見口をカチ割ってスペシャルに工作することはたやすいが、
あまり一般的では無くなってしまう。
2インチ用への交換は・・・やらないでおこう。

--------- 追記 ----------

やっぱりお蔵入り決定と言うことで。


Vixen A80M鏡筒 + フリップミラー + LX7 の構成で確認。

しようと思ったら・・・

え~とですね、まずはコレを見てください。




そもそも、主な1.25インチのアイピースに付かなかった訳ですが、
適当な細めの28mmアイピースの見口を外して付けてみたところ、
なんと、カメラ台座が短すぎてLX7が広角端になるとアイピースに
当たってしまいました。

あ、ありえね~よコレハ。

この状態でもアイピースの見口ギリギリまで固定金具を寄せて
います。つまり、LX7で主点合わせを行うなど無理ってことです。
更に、
カメラ台座のプラ板が反っており、各部ねじを締めても
御覧の通りの光軸ズレ状態。

スケアリング?

ご冗~談でしょ!

改造しない限り全く使い物にならない。
これじゃあユニバーサルアダプターの方がマシなくらいです。
最近の高級コンデジの事をまったく考えていません。

ハイ、お蔵入り決定です。

(つづく)

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2 コメント

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Unknown (eti_forest)
2013-06-15 18:33:21
よっし~さん今日は。
確かにだいぶ投入しましたねえ。
金額的には大したことはありませんが(高いアイピースは買っていないから)、
手間暇がかなりのものです。楽しいんですけどね。
昨晩は天の川を撮りに行ったのではなくて、SV32mmの追加テストがメイン
だったのです。

同じデータで撮っている筈なのですが・・・何故か周辺像が悪かったです。
難しいですね。
返信する
Unknown (よっし~)
2013-06-15 00:05:14
いろいろ投資され人柱ご愁傷様ってところでしょうか・・・
自分はSV32mmで十分って感じです。
フリップミラーで眼視と撮影を切り替えられると便利ですね。
返信する

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