さあ、片付けの話をしよう !

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宿題

2010-02-26 23:57:26 | 整理、収納、の話
60代・70代の方から見たら
私などはまだまだヒヨっこの若輩者である。

セミナーやコンサルティング時に
そのような人生の大先輩の前でお話しをさせていただく時は

若輩者であることを充分認識した上で
失礼のないように慎重に話をさせていただく。

今日は2回目の地元公民館主催のセミナーでした。
2週間前にも参加された とても品の良い一人の女性が
今日もにこやかに参加してくださり、

セミナー終了後に 「宿題を書いて持って参りました。」と
一枚のルーズリーフを私にくださったのです。

1回目に3つの宿題を出していたのですが、そのうちの一つ
「あなた自身の暮らしを見つめて 片付けの目的を決めてください」
に対する回答でした。

セミナー中には発表を控えていらしたご様子で、

見させていただいたら 裏表に丁寧な女性らしい文字で
要点をまとめてわかりやすく書かれておりました。

介護の経験、そして介護施設に入ったお母上様の身の回りの
モノとの格闘、やがて訪れる自分達の人生の後始末に対する想い・・。


この方はこれを書くことによって
頭の中がスッキリと整理され、
「まだ体力がある今のうちに家の中を身軽にして毎日を明るく健康的に暮らす」
という目的が明確になったのです。

その笑顔から「ヤル気スイッチがON!になった」ことがわかります!

恐縮過ぎる嬉しさって あるのね


私は、若くして突然亡くなった母のことをセミナーでよく話します。
残された遺品の整理を 娘である私がしなければならなかった現実。
悲しみやつらさもさることながら、
持ち主をなくしたモノ達の あわれな行く末なども。

「生前整理」と言う言葉は好きではないけど

高齢化社会において 避けて通れないこの問題について、
多くの方に危機感を持っていただくのも私の使命だと思うのよ

ちょとカッコつけすぎ~? 失礼いたしました






開かない引き出し

2010-02-26 02:03:13 | 整理、収納、の話
引き出しの話の続き。

子供が
「机の引き出しが開かなくなった~!」って言うのよ

2㎝ほどちょっと引くと 何かが引っかかってソコから開かない。
ガタガタやってるうちにスルッと開くかも、と思って
何度か押したり引いたりしたものの、
イライラするばかり・・・。

どこに何が引っかかっているのか、
取りあえず30㎝定規を差し込んで 
手探りでそのワケを捜す。

犯人はノリだったっ。(食べるほうじゃなく、貼るほうの)

定規でつっついて奥に落とし込み、やっと開いた引き出しの中は・・・。


 こんなに詰め込んでたらノリじゃなくても引っかかるわ!
 しかも、「ないない」って言うから新しく買ってきたのに
 使いカケのが奥にあるではないの!

 しかも何で、期末テストの答案がくしゃくしゃに(隠すように)押し込んであるのよ!


と、母の口を機関銃に変えるほどの有り様


見なかったことにしよう、答案の点数は。

次に彼がしたことは、(させた?)
詰め込み過ぎのモノを 要る要らないで分類をし、
浅すぎる付属のトレーを 少し深いチョコレートの空き箱にチェンジし、
円柱形のノリがもう二度とひっかからないように 指定席を変えた。


以前、ハサミの先が内部の上の桟に突き刺さってて
どうしても開かないキッチンの引き出しに遭遇したことがあります。
ガタガタやるほど 深く突き刺さってしまって、
結局 引き出しの底板を切開した。
コレも、モノがぎゅーぎゅー詰め込まれていたことが原因。


開かない引き出しのおかげで
隠したかった答案がバレてしまった。彼は学習したはず。

「次からは 引き出しが開かなくならないように、ちゃんと整理しておこう」と。

いや、

「次からは 深い方の引き出しに隠そう」とか?