(仕事柄しかたない場合も多いけど)
本が増えて増えて困っているのに(家族が)
「本はいっさい捨てない!」
と はっきりきっぱり宣言する方がいる。
これはこれで気持ちがいいものだ。
何を残し、何を捨てようかなんて悩まなくていいから。
「本は買うモノで借りるモノじゃない、
本との出会いには縁がある、お互いの魂が引き寄せあう。
捨てるなんて考えたこともないね。
本に囲まれているのが至福の喜びだ。哲学だ。」
・・・そうですか、そういうものなんですね。
今はそれでよしとして、
一番の問題は 今後も増え続ける本を保管するための場所をどうするかってことで、
つまり、コストが問題なのね。
仮に月に10冊買うとしたら年間120冊増。
余命30年として3600冊増え、
40年なら4800冊増える。
本棚(180cm×90cm)1本に平均320冊収納できると仮定すると
2.6年毎に1本増やし
30年後には同サイズの本棚が11~12本増となる。
40年後は15本増
その前に床が抜けちゃうかも。
地震でグチャグチャになるかも。
そのためにワンルームを借りた場合
月家賃4万円(足りる?)×12ヶ月×30年=1,440万円
地下書庫を作った場合、床の強度対策や湿度・温度の空調完備して
どのくらいかかるかなあ。
いっそ こんな人のようにする?
なあんて
ハナシをしたら 「捨てない!」と豪語していた人が
ちょっとひるんだご様子。
そんな方にはブックキープサービス をおススメします。
いずれにしても
保管にはお金と手間がかかるのよ。