Eテレの「白熱教室」は
みなさんもよくご覧になると思うけど、
昨日の
「選択の科学―あふれる選択 シーナ・アイエンガー」
(コロンビア大学ビジネススクール特別講義)
は 私の仕事に深くリンクする内容で とても興味深く見ました。
人は一日平均70回の選択をすると言います。
それは朝起きた時から始まっているワケで、
今日はどの服着ようか
パンに塗るのはジャムにしようかチョコにしようか
掃除が先か洗濯が先か
そのようなことでも毎日毎日自ら選び、
決めて行動している という事実。人生は選択の連続。
私が今日選択に一番時間がかかったのは
近所のスーパーに行くのに
メイクしようかノーメイクで行っちゃおうか だった
(休日はメイクするのもめんどくさい)
有名な「ジャムの法則」、
スーパーマーケットの売場に24種類のジャムを並べたときと、
6種類のジャムを並べたときでは、
売上げは、6種類のときの方が10倍になった。
スーパーで品揃えを豊富にすると、売上げは逆に下がる。
という結論を例えに出し、
選択肢が多いのは良いことのようだけど
多すぎると人は決断をくだせない と言い切ってくれた。
整理収納においては、
「ひとつ買ったらひとつ捨てましょう」なんて よく耳にするけど
それは捨てる選択肢の少ない人(片付上手)の理論で
一般的には「どのひとつを捨てたらよいのか」それを選択できない。
あふれる大量のモノが選択を難しくしているからだ。
では、どうしたらよいのか?
アイエンガーの講義がわかりやすいのは全部3つにまとめてくれることだ。
「選択肢が多いと起こりうる3つのマイナス」
「3つの原因」
そして
どうすれば選択がカンタンになるか?の答えとして
「3つの対処法」
①省く
②分類する
③複雑さを整理する
なんと 整理収納アドバイザーの理論と同じです。
アイエンガーが20年研究を続けてきた「選択の科学」を
もっと深く学んで
もっとセミナーや現場に生かせないか?
知的好奇心に火がつきましたわ