録画してた「トイストーリー3」を今日やっと見ました。
おもちゃを捨てられなくなる映画だけど、
ものすごーーーく面白い!
(写真:「ロッツオ」のストラップ。捨てられない
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さて、問題です。
いよいよ大学生になったアンディは
「もう過去の存在」になったおもちゃ、ウッディ達をどうすると思う?
①保育園に寄付する
②屋根裏に保管する
③大学の寮に一緒に連れて行く
④捨てる
この作品のおもちゃたちは、自分たちの本文(本質)をわきまえている。
おもちゃ達はわかっているんだよ、
アンディがいつまでも子供でいないってことを。
自分達はいつか捨てられる運命だってことも。
それがおもちゃの本文。
役目を終えたあとの運命を自分で選べないけど
「子供たちのために役立ちたい」
「働く場所がほしい」と仲間と共に居場所を探し続ける。
けなげ。
整理収納アドバイザー2級のロジックに
「モノと人との関係・モノの本質」という考え方があるが、
これは
不要と必要の区別をする際の選択の基準となる考え方のひとつで、
おもちゃの本文と重ね見えて興味深い。
おもちゃと少年の別れを通して
この不安定な社会的事象に揺らぐ境遇の大人をも元気にしてくれそう。
是非大人にも見て欲しい映画です。
時の流れの摂理の中にモノが存在する意味を感じて
最後は泣けます。
見事な作品でした。