ほーしざきの散歩道

ゆっくり歩きの散歩道、山口県を中心とした中国地方の名所旧跡巡りを紹介しています。

笹宮と稲田姫の産湯の池 島根県横田町

2014年07月02日 | 散歩道

稲田姫の産湯の池

 横田地区の案内によれば、今の横田地区大曲長者原に、国つ神のアシナヅチ、テナヅチの夫婦が住んでいて、ここ稲原に耕作に来ているとき、テナヅチがにわかに産気づきました。そして生まれたのが稲田姫です。二人はこの地を産湯として使い、アシナヅチは近くにあった竹でヘラを作り、へその緒を切ったと伝えられています。

出雲横田駅

産湯の池入口

鳥居が立ってます

稲田神社元宮

 


 こちらは笹宮です

 竹ベラから萌芽した笹宮の案内によれば、テナヅチが産湯の池のほとりでイナダヒメを産み落としたとき、アシナヅチは竹のヘラでへその緒を切り、この竹ベラを逆さに挿しておいたところ、そこから萌芽して繁茂したと伝えています。以来この笹をご神体として祀るようになり、この笹は安産のお守りとして妊婦に配られたそうです。

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