剣塚の立つ古城山山頂
奈良県奈良市の柳生の庄にそびえる古城山です。後醍醐天皇が鎌倉幕府打倒のため笠置山の戦いを仕掛けた際、柳生家の祖先の播磨守永珍が糧道を守るため古城山へ陣取り奮戦、山麓の峠の数珠口坂では、北条の軍勢と戦った13人の勇士が戦死しました。山頂の剣塚には13振の刀が奉安されています。
後醍醐天皇はこの戦いに敗れ、一時隠岐の島へ流されましたが、楠木正成等の協力により、建武の新政を行いました。播磨守永珍はこの時の功により、後醍醐天皇より大和国小楊生の庄を賜り、ここで柳生氏と名乗ったのが柳生の始まりと言われています。
麓から眺める古城山
登山口の柳生バス停
植林帯を進みます
堀切
曲輪跡
再び堀切
平坦な山頂に建つ休憩舎
剣塚