家の軒下に直径30cm程度のスズメバチの巣ができていた
発見が遅れたため、活動の最盛期に入っていた
ネットで退治方法を検索するが、専門業者が怖いことばかり書いている
専門業者へ依頼することも考えたが、駆除作業はとても簡単そうだった
そこで、スズメバチ退治に挑戦してみた
手順は次の通り
3.夜間の真っ暗なときにスズメバチの出入口に防虫スプレーを注入
4.防虫スプレーの注入が終わり、スズメバチが全滅したら巣をビニール袋へ入れてゴミに出す
一番気を遣ったのは防護服、1ヶ月前に多数のアシナガバチに両手と左耳を刺されているため、もう二度と刺されたくない
完全武装のため装備・装着したのは次の通り
1.下半身はGパン、ゴアテックのカッパ、更にもう一つカッパをはいて3着重ねた
2.上半身はワークマンのインナー、その上に作業服を2着、更にゴアテックのカッパ、その上にゴワゴワの防寒服を2着、合計6着の重ね着
3.両手はゴム手袋の上に皮手袋を装着、皮手袋は針を通さないものを使用し、服と手袋の隙間が無いよう養生テープでぐるぐる巻きとした
4.頭はフード付きのヘルメット、その上にワークマンの防虫網つきの帽子を2つ重ねた
5.ライトはビニールで覆い、光源の上を赤のマジックで塗りつぶした
6.足下は長靴を履き、Gパンとゴアテックのカッパは長靴の内側へ入れ、3着目のカッパは長靴の外に出した
7.最後にスズメバチの巣を壁から取り除くため、長い棒の先にのこぎりを針金で固定しておいた
以上の装備でスズメバチの巣へ向かった
用意した薬剤
1.アース製薬の「スズメバチマグナムジェットプロ550ml」 1本
2.イカリ消毒の「スズメバチジェットゴールド480ml」2本
いずれも1本あたり約2000円程度
新たに購入したもの
1.ワークマンの防虫網付き帽子 2着 1つ780円
実際の作業工程
1.軒下へ届くよう脚立を設置した
2.薬剤2缶とライトを持って脚立を登る
4.アース製のスプレーをいきなり出入口に注入(このとき頭の周りに2~3匹のスズメバチが飛んでいた
5.スプレーを30秒程度噴射後に噴射を一時停止し、出入口を見るが中からスズメバチが出てくる様子はなかった
7.2~3分程度巣を観察後、スズメバチが巣の中から出てこないので、出入口をペーパータオルで塞ごうとしたが、巣がもろくなっており、出入口付近の穴が大きくなった
8.スズメバチの巣にフタをして翌日巣を壁から外す予定だったが、巣の中からスズメバチが出る様子もなく、全滅したと判断
9.スズメバチの巣から5m程度離れ、事前に用意しておいた長い棒の先に取り付けたノコギリで、スズメバチの巣を壁から切り離す作業を開始
10.壁から切り離したスズメバチの巣を観察、生きているスズメバチがいないことを確認し、ちりとりでビニール袋の中に巣と残骸を回収、ビニール袋の口をしっかり閉めてスズメバチの駆除作業が終了
スズメバチの駆除を終えての感想
1.スズメバチの駆除は、専門業者がネットに書いているほど難しくない
2.事前の準備・装備を万全の状態にしておくと、安心して作業に専念できる
3.スズメバチは夜間は巣の中にいることが多く、この習性を知っておけば安心して駆除ができる
ただし、スズメバチの巣が手におえないくらいに大きくなっていた場合など、好奇心よりもスズメバチに対する恐怖心の方が勝る場合には、躊躇なく行政や専門業者へ相談したほうが、はるかに簡単で、被害はないと思われる