いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

博多から長崎~佐賀/やきものを求めて白山陶器さんへ

2017-03-06 | 福岡旅行2017
福岡旅行を決めて、観光はどこへ行こうかを夫婦で相談する中、
「ワタシ、有田へ行きたいの!」と積年の思いをオットに話しました。

有田はご存知『やきものの里』。
あの有田焼のアリタです。

ううん、もっと正直に言えば、ここ2年思いを巡らしていたのは波佐見という小さなやきものの町。

「ハサミ?」
キョトン顔になったオット。

そうだよね、聞いたこともないよね。
でも、これを見たら知ってるでしょ?

ワタシは食器棚から一枚のお皿を出しました。



2年前にたまたま東京の合羽橋で買ったこの長焼皿。
このお皿が日々どんどん好きになっていく中、裏面の《白山陶器》というところを検索するに至りました。

検索した《白山陶器》さんのウェブサイトにはワタシのツボに来るデザインの陶磁器がいっぱい。
「こんなに好みがぴったりの器やさんがあるなんて!

いくら数年前まで陶芸を学んでいたとは言え、自分の好きな「作陶家」がいるほどの勉強家だったわけじゃなく、そんなことは考えたこともなかったのだけど、このお店はもしかしたら好きかも!と思ったの。

そして《白山陶器》さんが生まれた町、波佐見…
それまで聞いたことがなかったその町の名前。
このお皿がワタシに波佐見を教えてくれるキッカケになったんだよね

いつか波佐見に行ってみたいなぁ~という漠然とした2年間の思いをこの旅で叶えてもいい?

ナビをセットして博多から向かったのは長崎県の『波佐見』という町。
九州自動車道で連れて行ってもらいます

有田町から南下すること数10分。
佐賀県の有田と県境の長崎県に波佐見はありました。



本当に便利な時代です。
《白山陶器》さんの住所をナビにセットしただけで、もうショールームに着いちゃった。



駐車場の壁すら、もうステキ
嬉しいなぁ。



閑散とした平日の波佐見町。
なのにこちらを訪れる人は数組いて、ワタシと同じような人がいるんだねー

ではお邪魔します。



店内の商品は撮影できません、と書いてあったのでカメラをしまったのだけど、その前に一枚だけ
なんと《来店特別価格》があったのですよ!

今の時代、公式ウェブサイトから商品を購入することもできるし、通販サイトにも取り扱いはあるけれど、ここで実物を手に取ることができて、それが「安い」だなんて!
もう買うしかないっしょ!と激しく興奮しました(笑)


あーこれも欲しい!
あーこれ、合羽橋で見た!
やばーいどうしよう。
好きな感じが多すぎる

「うん、いいね」
「これは、使いづらいと思うよ」

横で冷静なオットに助けられながら、楽しい美しいショールームです

これと、これと…
2人で相談しながら商品をカゴに入れ、マツコちゃんの番組に出た鳩の箸置きも買えました


この箸置きね、前から気になっていて、それでもこの放送までその存在を忘れていたんだけど、
この番組で《白山陶器》と表示されたのを見て
「あーやっぱりワタシは白山陶器さんが好きなんだ!ぜったいに行くぞ!」と再決意したんだよね。


「お会計は17,000円です」
こんなに買って17,000円

「じゃ、ちょっと待ってください
ワタシは鉄赤の長角皿2枚を取りに走りました。

何もJUST2万円にする必要もないのだけれど、せっかくのご来店価格ならやっぱり後悔のないようにあの赤いお皿も2枚買っちゃえ!
そうして気持ちよく2万円分のカードを切り、ずっしりと重い紙袋を持つのはオットの仕事。(駐車場までだしね)
それくらいたくさん買った(笑)

実は最初、博多から電車でここまで来ようかと思っていて(電車旅がしたくって)、有田の駅でレンタサイクルすれば波佐見まででも来られそうだなーとか、机上では考えていたの。
けれどそれはお買い物をするってことを考えていないね。(お天気も)
こんな重い器を自転車に積むことは絶対できないし、もし電車で来ていたらワタシ、大泣きしていたと思う(笑)
お買い物を諦められたかしら?
いや、無理だな。

あぁー、レンタカーにしてよかったよ、ホント

長浜鮮魚市場の「市場会館」で一食目

2017-03-05 | 福岡旅行2017
せっかく福岡に行くなら一泊じゃ足りないわ、と二泊を決めた今回の旅。

食べられるご飯の回数は9回!
胃袋が元気な食いしん坊夫婦は、やっぱりそこが大事で一番の悩みだったりもする(笑)
どこで9枚のカードを切ろうか~。
もちろん予習で頭がパンパンですっ!

オットがどうしても外せない!と主張した鮮魚市場の食堂に、ワタシも異論はないけれど、どこでねじ込めばいいかなー。
初日?
二日目?



なるべく早く福岡に着くようにと、朝一の飛行機でフライトしたの。
座席も7割の埋まり方だったわ。
飛行機の中でサンドイッチの空弁は食べたものの、着いた時にはお腹はすっかり空腹状態。

朝8時早々にはもう福岡にいたのよ(笑)
そうなると、朝ご飯に入れるお店もまだあんまりないでしょ?
24時間営業の牛丼チェーンじゃイヤなんだから。

「ってことは市場は初日だ!
朝早くからやっている市場の食堂こそが初日の私たちにピッタリね

今回の行動予定から、初日だけはレンタカーを借りたので、ナビをセットして福岡空港⇒長浜市場に直行しました。



きれいな市場会館の1階が食堂の軒。



どこにする~?
この赤のおじさんのように、みんな店頭で悩んでいます。

あぁ、悩むなぁ。
ワタシ、何が食べたかったんだっけ?

たぶん、ここに来られるのは今回の旅では1回こっきり。
貴重なワンチャンス、どこにすれば正解なんだろう?
悩むわぁ



メニューを見て、店内を覗き込んで、一番混んでいたこちらのお店。
ここにしましょう。
《福魚》さん。
どうか正解でありますように!



値段が
安くて…素敵すぎる



ワタシが座ったカウンターの目の前にはこんな風に魚料理ができていて。
モアイ君はこの大きな「カレイの唐揚げ」に心奪われたようです
(オーダーしたらもう一度揚げてくれました)



テーブルに当たり前のように「柚子胡椒」があるのが福岡へ来たってことなのねー



モアイ君/カレイの唐揚げ定食(ピンボケした~)
ワタシ/イサキの煮つけ定食&お味噌汁は貝汁に変更


お刺身が「どうでもいい派」のワタシなので、海鮮丼はまずあり得ない。
お店的には”推し”のようだったけどねー。


「ねぇ、ワタシ、〇〇って食べたことある?」
自分の食べた(ことのある)お魚が覚えられなくて、お魚に詳しいモアイ君によくこう尋ねます。

今回も「ワタシ、イサキって食べたことあるっけ?」と聞いたところ、
「刺身でなら1回ぐらいあると思うよ」との回答。

ふ~ん。つまり、煮つけでは初めてなんだねー。

「でも、白身だし、March絶対好きなはずだよ」


果たして…



この完食が何をか言わんや

人生で初…ぐらいに美味しい煮つけでしたのー
そう簡単に「人生初」を使うなって感じだけど、それに近いぐらい美味しくてビックリー

けっこう大きかったのに、ペロリ!
目玉のところまで。

イサキ
イサキの煮つけ

同じ白身でもお高い金目鯛よりも好きだわ、絶対。
(今日の気持ちはイサキ>鱈>鯛だな)

wikiで調べたところによると、
関東ではイサキを煮つけにする習慣はないんだそう。
(だから食べたことがないのねぇ)
一方、山陰以南では煮つけは普通らしい。

そして、イサキは熱を通しても身が硬く締まらないんだって。
(だからふわっふわなんだ)
(だから身が硬くなる鯛より美味しいんだわ~)


味つけはもちろんのこと、何よりこのイサキの身の風合いが本当に美味しい。
脂の乗り方、繊維の細かさ…とーーーってもワタシの好みでした。


「今度イサキを見つけたら煮つけにしてみていい?」
モアイ君に尋ねたら、
「いいよ。でももったいないなぁ、刺身で喰いたいなぁと思っちゃうなぁ
だって。

塩焼き、お刺身、と関東で一般的な調理法の他に、煮つけにも合うんだねー。
感動しちゃったなぁ。

時間が経つとまたこの感動を忘れちゃうワタシなので、ここに記しておかなくちゃ。
ワタシはイサキの煮つけが大好きだってこと。

何より、福岡旅行一食目はワタシもモアイ君も大成功でした

福岡旅行に行ってきました!

2017-03-05 | 福岡旅行2017
日本の五大都市が
《札幌・東京・名古屋・大阪・福岡》だとしたら、
オットと一緒に旅行をしたことがないのは残り福岡だけでした。
他の大都市は楽しく行ったね。

オットとの久しぶりの国内飛行機旅行
さすがに福岡に自家用車はありえないか(笑)


まだ人の少ない羽田空港
目覚ましを3時半にセットして、空腹のまま、熱いお茶だけ飲んで家を出たのよ。
超早起きは「何文の徳」になるかしら?
なるといいなぁ。


長いことずーーーっと行きたかった福岡へ。
ワタシは実に30年ぶり。
オットは2年ぶりだそう。

お出かけの予定をカレンダーに書きこめば、仕事も頑張れたってもんよ
楽しみすぎて待ちくたびれた福岡旅行に、朝一番の飛行機で羽田から行ってきまーす