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~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

プレミアム商品券

2015-10-03 | お買いもの
ワタシが住んでいる「市」のプレミアム商品券が発売されました。

これは、市内での消費活動を促進しようと市が20%のおまけをつけて発行してくれるもの。
10,000円の商品券に2,000円分のおまけがついています。

去年初めて試験的に「並んだ順」システムで発行され、組織的購入やら問題が多かったとのことで、
今年からは購入方法を「抽選」に変えたそうです。(去年の実施は知らなかったワタシ)
今年は、希望者全員公平に往復はがきで申し込みました。

うちの市では1人あたり50,000円(額面は60,000円分)まで購入できることになっていました。


こんな商品券があることを今回回覧板で見るまで知らなかったのだけど、
そうして注意して見るとあちこちの市が実施してるのねー。
どこも自市の経済活性化を考えて、このような商品券を作っているんだなぁ。



どこか地方の市では、市議会議員?が職権を利用して購入限度額以上の商品券を手に入れたとニュースになりました。
その一家は車を購入予定で、100万円の商品券があれば120万円の車が買えることから、
家族が買える限度額以上を不正に手に入れたんだって


さて、我が家が申し込むにあたり、いくらにしようかとちょっと迷いました。(当たることを前提に)

というのも、我が家は普段日常品のお買い物は隣市のZ市・S市ですることが多く、
オットが仕事帰りに食料品や洗剤を買ってくるのはZ市、大きな電気屋さんはS市にある店舗に行ってしまうのね。
自分の住む市での購入はほとんどなく、市内で消費行動をするには「わざわざ買いに行く」感が強いの。
(隣の市との境に住んでいるのもあって)

なぜこれを悩むかっていうと、このプレミアム商品券は9月に発行され、
12月いっぱいの年内に使い切らないとただの紙くずになってしまうんですよ


「しばらく食料品は駅前のあそこに行くかねぇ?」
「ワタシ、暮れまでに1回美容院に行きたいからそれで1万円は使えるわ!」
「最悪余りそうだったら、年の最後にビールとお米を買い置くか!」

せこい話だけどそんな相談をして、それでも電化製品のような大物を買う予定もないし、
結局使いきれそうなオット30,000円・ワタシ30,000円で往復はがきを出しました。
果たしてその2枚は両方当たり、我が家は60,000円で72,000円の商品券を手に入れたんです。


これ(この商品券システム)についてはネットによると全国的に賛否両論あるようで、
市民全員に公平に税金が使われていないとか、いっぺんにそれだけの資金調達をできない人には利用できないとか、意見があるようです。

確かに…
これが公平な税金の還元方法かといったらそうではないわね~。

でも、ワタシは去年そんなシステムがあることを知らず乗り遅れたことを悔やんでもいないし、
周知が徹底できていない!と怒るつもりもないわ。
市民として利用できる機会があるなら少しでも税金を取り戻したい感もあるじゃん?
そんな思いからいっぺんに出費するには大きな額だけれども、銀行から貯金を下ろして買ったのよね(笑)


そんなわけで、日々この商品券のことを念頭に置き、
オットは仕事帰りに買い物をしてくることもなくなり、
ワタシが駅前に出た時に買い物をしたり、自転車で近所のスーパーに行ったり、
休日には市の奥にある電気屋さんやホームセンターに「わざわざ」出向いたりして消費しているの。
ご飯もそこの所在地を気にしてから入ったりね(笑)



気づけば6冊あった商品券があと1冊…

アララ
もうなくなっちゃうの?
まだ3か月も残っているのに?
まだ美容院にも行っていないのに?

72,000円の電化製品をポンと手に入れたならすごくお得感があっただろうけど、
こうして少しずつなくなっていくと、いったい得をしたんだろうか?と実感がないのもあっけなくて寂しいわぁ。

でもその反面、いつも商品券のことを考えながら暮らすこの1か月は苦しかった(笑)

オットは買い物をしてこられないことでリズムが狂っているし、お釣りが出ないからとすぐに必要ないものを追加で買ったこともあったわね。
ホントはZ市のスーパーが割安なのに、駅前のスーパーで高い牛乳を買うことにムッとしたり

こんなことは年内までの期間限定だからできることで、毎月毎月では面倒くさいかなー。



もし来年。
何か電化製品を買い替えるなら、その時は家族の限度額10万円を購入しよう
そうじゃなくても、何か大物を買いたいなら秋まで我慢して、ここに照準を当てるのもいいかもなー。
このシステムがあるのなら、我が家は来年もきっと申し込むわ。
そしてもっとうまく、安いものはいつも通り安い店で、大きな物を市内で…と工夫できたらいいなぁ。

そんなことを考えながら「結局パーマ屋は自腹かいっ」と
残る1冊の商品券をイジイジと出し惜しみしているワタシなのです。