いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

試合終了は突然やってきた

2019-07-27 | お出かけ


あれ?
昨日の記事と同じ画像では?
と思ったあなたは、ワタシのブログのファンですか(笑)?

ワタクシ、なーんと2日続けて神宮球場へ行ったんですの。
高校野球観戦。

いや、昨日は予行演習を兼ねた時間つぶしでの野球「観戦」だったけれど、
今日は本番ですから、まごうことなき野球「応援」ですよ。



昭和51年の子供だった頃、初出場初優勝を果たした桜美林高校の主将に恋をして以来、
オトナになったワタシが常にその動向を意識するのは「桜美林高校」と「我が母校」の2つになりました。

都立高だった我が母校も、都立にしては強いチームではありますが、いかんせん甲子園は遠い。
その点桜美林は「甲子園」を夢見させてくれるワタシのひいきの学校です。

そしてその理由をより強固にさせてくれるのは、当時の主将だった片桐くんが監督さんとして野球部に在籍されているからなんですよね。
(ワタシはかなりの変態ですから理由もしっかり不純です)

まぁ、動機はなんでもいいんです!
ワタシは桜美林高校のファン。
あの時、チビmarchが高校野球を好きになってからの40年余り、高校球児からもたくさんのスター選手が生まれましたが、
ワタシは桜美林が一番好きな学校ということは変わりません。


このブログでお知り合いになれたパパさん…桜美林高校の父兄さん(ご子息が桜在籍中だそう)からの
「片桐先生が部長さんからまた監督に復帰されましたよ!」という定期連絡。
片桐くんの載ったインタビュー記事を教えてくれたり、試合結果を教えてくれたりと、面白い日々が展開しているんですね。

ワタシも今年は応援に行ってみようかしら?
とその動向を注視していたら、なーーーんと準決勝まで勝ち進んで来ちゃったんですよ

もう一人、ブログを読んでくださった卒業生さんもコメントに加わって、
『準決勝は神宮に集結』と相成りました。


で、冒頭の写真に戻りますよ



背番号のないのが監督さん。
試合前のシートノックをワタシは双眼鏡で見ましたよ。(主に監督を)

素敵だわぁ
自分でポンとボールを上げて、外野までのフライも軽々打てちゃうんだねぇ。
(当たり前だろ!のツッコミ多数
システマチックなシートノックは「パパさん」に「必見!」と言われていたので、朝早くに家を出てしっかりと見ました。
(ベンチにいる監督を見られるのはこの瞬間だけだもんね)



対戦相手は創価高校。
メガホンがこちらに向いているから、自軍の声援よりあちらの声援の方がよく見えるし、よく聞こえる。
とても明るく楽しい創価の声援は、見ていて爽やかなものでした。
(汚いヤジが少ないのも高校野球の良いところだね)



前日の予行演習で感じた日差し対策にと、我が家で一番ツバの大きな帽子を目深にかぶりましたよ。
(ベトナム帽のノンラーとどっちにしようか数秒悩んだ


  


試合はというと・・・
初回・2回で打者が2巡するほど得点をビハインドしてしまい、開始早々から苦しい展開となりました。



守備面にもアンラッキーが続き、大量の残塁もありで、回が進むほどに甲子園が遠のくのがわかりましたね。
隣りでスコアをつけながら観戦していたおっちゃんとも、ため息交じりの会話ばかり・・・
それでも球児はとても頑張っていたと思います。

点差がだいぶついたかと思ったら少し縮み、そしてまた突き放されて・・・

「準決勝でもコールドゲームってあるのかしら?選手の体力的なことを考えたらきっとあるわよね。それって何回で何点差なんだろう?」
正直言えばそんなことを脳裏では考えましたが、だからといってルールを検索するのはなんだか失礼な気がしてできなかった。
ワタシが検索をしたら本当に終わってしまうような気がして。

6回ツーアウト、バッターがファーストめがけてヘッドスライディングをしたと思ったら
選手が全員出てきて整列をしました。



あ、終わったんだ・・・
終わったのね。



大きな得点差。
ルールのわからないワタシにとっては試合終了は突然でした。

そう、終わったのね・・・



創価高校の校歌を聞きながら、私たちにできるのは両校に惜しみない拍手を送るだけだと思いました。

フレーフレーおうびりん!
フレーフレーそうか!

お互いがお互いをチアして、拍手
美しいじゃないですか

楽しい夢を見せてもらいました。
桜美林の快進撃に
「ひょっとして西宮、行っちゃう?」なーんて思うことも楽しい日々でした。

2日続けての炎天下で体力は消耗し、仕事もありフラのイベントもありで、もう何日間も出歩いています。
正直疲れました・・・
ま、それもこれも自分で選んだことなんですけど

  

甲子園に行けるのはたった1校。
球児のほとんどがその手前で涙を呑むのです。

桜美林の選手たち、お疲れさまでした。
頑張りには感動すら覚えました。
胸にびっしりついた赤土は青春の証ですよ。

監督さんもお疲れさまでした。
次のチーム作りもお願いします。
片桐くんがいらっしゃる限り、ワタシはずっと注目しています。



ワタシの夏が終わった・・・などと大げさなことを言うつもりはありませんが、
心の中にポチッと甘酸っぱい思い。
それは高校時代、野球部の応援にと駒沢球場に行っていた頃と同じものでした。
そして、大きな充足感が生まれたことにも感謝します。