8月になり、ワタシの住む地域には『緊急事態宣言』が発出されました。
マンボーから一段上がった厳しい措置。
とは言っても、見た目の制限は変わらないのですが。
毎日、夕方の新規感染者数を見ては深いため息とともに一日が終わります。
デルタ株の猛威がすごく、日に日に新規感染者が増えています。
いったい何をどう過ごせば感染せずに済むのか?
仕事に行く身としては十二分に注意しているつもりですが、
きっと新たに感染した人の中にも
「ちゃんとしてたのに!」という人はいるのでしょうね
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夏休み期間中に4日間、ワタシのファミリーが我が家で過ごす日があります。
姉や甥っ子、姪っ子にその子供。
家主のワタシは毎夏「大家族のお母ちゃん」となり、ひたすら中華鍋を振るのです(笑)
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今年もその日が近づきました。
献立を考え、部屋を片付け、
ワタシは冷凍できるお惣菜から準備を始めるところ。
モアイ君は近場で密集しない何かいい遊び場はないかと検索に余念がありません。
けれど・・・
この毎日のネガティブなニュース
『夏休みは外出を自粛してください』という都知事のメッセージ。
誰ともなく、というかみんな薄々心の中では感じていたんだよね。
「私たち集まっていいのかな?」
そうして、この夏は『大家族会』を中止することにしました。
短い夏休みが終われば大人はまた仕事に出ていく。
いま、会社第1号になるわけにはいかない。
どれだけの人に迷惑をかけることになるだろう?
ワタシの仕事先など、ヘタしたらクローズになるかもしれないな。
コロナにさえかかっていなければ、何人が重なり合って寝ようとそれは今までの生活と変わりないのに、
誰かがもし、持っていたら?
その目に見えない敵のためにこの我慢は必要と、家族で判断したんです。
ほんの少しの欲求が後悔を生まないように。
おでこにポチッと印が出ればなぁ。
バカなワタシのささやかな願いです。
「コロナ印」が目に見えればいいのに。
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朝の涼しい時間、片付けで出たごみ袋を出しに行きながら
庭の芝生の匂いを嗅いだら、なんだか泣きたくなりました。
「誰も来ないんだ・・・」
「家族に会いたいなぁ」
それは昨日までの生活と全然変わらないのに。
変わらないモアイ君と二人の生活&通勤。
なのに。
会いたい人に会えないということがこんなに切なく
自分の心にのしかかってくるとは思いませんでした。
きっと、もっともっと長いこと会えていない家族もいるでしょう。
田舎に住むじいちゃんばあちゃん、元気なうちに会いたいなぁと思いながら、
万が一のことを考えて我慢している人も多いでしょう。
一方、ワタシはこのコロナ禍が自分のこの年齢の時でよかったとも思っています。
ワタシがハタチだった頃。
もしこのコロナに遭遇していたら?
大学はリモートになり、飲食のバイトもクビになるでしょう。
友達と会えば白い目で見られる・・・
昔と違いLINEやZoomという便利なツールはあれど、
明日会うというのに長電話
をしていたあの頃には、
友達とどれだけ話しても話したりなかった記憶があります。
新宿で待ち合わせして、お茶してウインドウショッピングしてまたお茶して。
話す内容はほとんどが恋バナだったあの頃。
神宮プールで真っ黒に日焼けして、
男の子たちに声を掛けられることもあったわ。
「今の若い子」という言葉が自然に出てくる年齢になり思うのは、
彼ら彼女たちの心の中はどんなに寂しいだろう。
青春を堂々と謳歌できないのは本当にかわいそうで、
それは今のワタシの比ではないと思います。
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ゴミ出しの帰り、
庭の植物に水をあげながら、
鼻の奥がツーンと痛くなった今朝。
寂しいけれど頑張らなきゃ。
終わらないことではない。
寂しいのはワタシだけじゃないんだから。
コロナが落ち着いたらまた集まろう。
会えていない女子会仲間やファミリー。
ぐっと歯を食いしばるワタシです。
マンボーから一段上がった厳しい措置。
とは言っても、見た目の制限は変わらないのですが。
毎日、夕方の新規感染者数を見ては深いため息とともに一日が終わります。
デルタ株の猛威がすごく、日に日に新規感染者が増えています。
いったい何をどう過ごせば感染せずに済むのか?
仕事に行く身としては十二分に注意しているつもりですが、
きっと新たに感染した人の中にも
「ちゃんとしてたのに!」という人はいるのでしょうね
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夏休み期間中に4日間、ワタシのファミリーが我が家で過ごす日があります。
姉や甥っ子、姪っ子にその子供。
家主のワタシは毎夏「大家族のお母ちゃん」となり、ひたすら中華鍋を振るのです(笑)
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今年もその日が近づきました。
献立を考え、部屋を片付け、
ワタシは冷凍できるお惣菜から準備を始めるところ。
モアイ君は近場で密集しない何かいい遊び場はないかと検索に余念がありません。
けれど・・・
この毎日のネガティブなニュース
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『夏休みは外出を自粛してください』という都知事のメッセージ。
誰ともなく、というかみんな薄々心の中では感じていたんだよね。
「私たち集まっていいのかな?」
そうして、この夏は『大家族会』を中止することにしました。
短い夏休みが終われば大人はまた仕事に出ていく。
いま、会社第1号になるわけにはいかない。
どれだけの人に迷惑をかけることになるだろう?
ワタシの仕事先など、ヘタしたらクローズになるかもしれないな。
コロナにさえかかっていなければ、何人が重なり合って寝ようとそれは今までの生活と変わりないのに、
誰かがもし、持っていたら?
その目に見えない敵のためにこの我慢は必要と、家族で判断したんです。
ほんの少しの欲求が後悔を生まないように。
おでこにポチッと印が出ればなぁ。
バカなワタシのささやかな願いです。
「コロナ印」が目に見えればいいのに。
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朝の涼しい時間、片付けで出たごみ袋を出しに行きながら
庭の芝生の匂いを嗅いだら、なんだか泣きたくなりました。
「誰も来ないんだ・・・」
「家族に会いたいなぁ」
それは昨日までの生活と全然変わらないのに。
変わらないモアイ君と二人の生活&通勤。
なのに。
会いたい人に会えないということがこんなに切なく
自分の心にのしかかってくるとは思いませんでした。
きっと、もっともっと長いこと会えていない家族もいるでしょう。
田舎に住むじいちゃんばあちゃん、元気なうちに会いたいなぁと思いながら、
万が一のことを考えて我慢している人も多いでしょう。
一方、ワタシはこのコロナ禍が自分のこの年齢の時でよかったとも思っています。
ワタシがハタチだった頃。
もしこのコロナに遭遇していたら?
大学はリモートになり、飲食のバイトもクビになるでしょう。
友達と会えば白い目で見られる・・・
昔と違いLINEやZoomという便利なツールはあれど、
明日会うというのに長電話
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友達とどれだけ話しても話したりなかった記憶があります。
新宿で待ち合わせして、お茶してウインドウショッピングしてまたお茶して。
話す内容はほとんどが恋バナだったあの頃。
神宮プールで真っ黒に日焼けして、
男の子たちに声を掛けられることもあったわ。
「今の若い子」という言葉が自然に出てくる年齢になり思うのは、
彼ら彼女たちの心の中はどんなに寂しいだろう。
青春を堂々と謳歌できないのは本当にかわいそうで、
それは今のワタシの比ではないと思います。
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ゴミ出しの帰り、
庭の植物に水をあげながら、
鼻の奥がツーンと痛くなった今朝。
寂しいけれど頑張らなきゃ。
終わらないことではない。
寂しいのはワタシだけじゃないんだから。
コロナが落ち着いたらまた集まろう。
会えていない女子会仲間やファミリー。
ぐっと歯を食いしばるワタシです。