ホイケの終わった昨日は、下半身の筋肉痛との闘いでした。
幸いなことに3回リハーサルができましたが、それは3回全編通して踊ってみるということ。(あたりまえか)
舞台裏に、舞台に平行して楽屋があります。
その前に廊下。
そこを何度もダッシュしました。
もはや、私たちのハラウ名物「早着替えショー」(笑)
来てくださったお客様、
仮にフラを誉めては下さらなくとも、
「よく着替えたね~」とは、確実に誉めてくださいます(笑)
昔は何度も「できない」と泣いたもんでした。
でも泣いたところで悩んだところで、絶対にくつがえったことのない時間。
結局慣れるしかないんです。
「だったら着替えを練習しなさいよ!」と言われて慣らされました。
1曲の間に着替えるのが今ではもう普通の感覚です。
(仮に2曲空いていたら壁に貼った進行表に「あわてない。誰かを手伝うこと」と書き込むでしょう)
しかし今回は、2曲連続のシーンが1回、3曲連続が1回ありました。
もちろん、ナレーションで時間を作ってはくれるけど、ナレーションはあらかじめ録音されているもの。
だから、「引っ張る」ことはできません。




1曲目は白ブラウスにハラウスカートから、2曲目でトップスをビスチェに替えました。
ナレーションの時間は1分。
着替えのない仲間のハラウスカートはひもでしばる状態だけど、
数人いるビスチェチームはスカートをゴムに入れ替えました。
1曲目を踊り終えて、袖に入ったらもう自分でブラウスを脱いでます。
そこにビスチェを持った仲間が待機して、かぶせてくれて。
何本もの手が伸びてきて、ビスチェをいい具合にブラウジングしてくれました。
レイはそのまんまチェンジなし。
イリイリの石は手のなじみがあるからちょっと狂うと気持ちが悪い。
どうせ相模川の石だし(笑)、R上 R下 L上 L下 と油性ペンで書きました。
リハの時、親切な誰かが、石を手渡ししてくれましたが、
「あ、触らないで!」ときつく言ってしまいました。
ま、これはまだまだ大変じゃない方




もうひとつは、ラスト2曲~活動報告の3曲の連続パターン。
ブラウスはそのまんま、スカートを赤のタイトロングからミディのフレアースカートにチェンジです。
全身汗びっしょりなため、赤のタイトが汗で脱げない。(足が太いから
)
オットが無理矢理脱がします。
そして、スカートチェンジ。
ここからが大変。
肩にかけてたマイレをはずし、12連のシェルレイをかけます。
これはネジネジして後ろでしばらなくてはならず、誰かのヘルプが必要です。
ネジネジがゆるいとすごくだらしないし、長さも長くなってしまう。
今回、初めてホイケを経験される新しい仲間の楽屋を私はあらかじめ訪ねました。
「衣装チェンジをお手伝いいただけますか?私だけじゃなくみんなの分を舞台のカミシモに分かれて、1人で何人分かを受け持ってください」
もちろん、みんな手伝ってくださいます。
「言ってくれてありがとう。私たち何もわからないから、言われなかったら楽屋でモニターを見ているだけだったと思います」
シェルの装着には練習が必要。
私は何人もの人と練習をしました。
「人によって微妙にシェルのタイプや長さが違うので、全員がこのタイプとは言い切れないので、恐れ入りますが皆さんの方から他の出演者のところに出向いて、それぞれ確認してください」
3回リハがあってよかった。
最初はシェルだけ巻けばいいのねと思っていたであろう方も、私たちの殺気で、ご自分の出番がない時は「何かありますかー?ヘルプ言ってくださ~い!」と廊下を歩けるようになりました。
シェルを巻いてもらっている間に、自分で髪飾りをチェンジします。
髪飾りはアメピンをたくさん使って留めているため、無造作に引っ張ると後れ毛、はみ毛がはんぱない。誰かに頼むとその人を恨むことになります。
だから、焦りで震える手で必死にアメピンを探し、丁寧に抜いて、はみ毛があったらそこをピンで押さえます。
これは自分でやらなければならない仕事。
この作業に与えられた時間も1分。
どうにか間に合いました。
リハーサルの時は、曲が終わってカミテにはける時みんな小走りになってましたが、それは、変。
本番では可能な限りの早足で優雅にはけて、そこから工場ラインに乗るのです。
洋子ちゃん・久美ちゃんは、そこから更に1曲、4曲連続をやり遂げました。
舞台をはけて廊下を走りながら、全員が自分の前の人の後ろファスナーを降ろします。
首のレイのリボンを解きます。
前が誰であっても。
そうやって連なって廊下を走り、自分の曲が2曲後ならまずは1曲しかない仲間の衣装を手伝う。
「いいよー、脱いでー」
「さ、はくよー。右足上げてー」
「ファスナーあげるよー、おなか引っ込めてー」
「レイちょうだい。しばるよー、これでいい?」
「よし、あと少しだ、頑張れ!」
なんか、出産みたいだね。(笑)
正直、フラのことより着替えができるかが心配な私たちのホイケ。
でも、どうにか毎回できてしまうから、またこれが当たり前になってしまうんです。




舞台進行をお願いしているスタッフさんたち。
すごい連携で私たちを導いてくれます。
Aの曲が演技中に、Bの出演者は舞台袖で待機します。
そしてCの曲の出演者は袖手前の廊下で待機。
ここで、カミテ担当とシモテ担当のスタッフさんは私たちの人数を数えます。
「えっと、Cの曲、こちらに6人いないとなりませんが、1人足りません!わかりますか?」
「あ、今終わって着替えてます!」
ところが、1曲も間がないと、楽屋廊下に戻ったそばから
「さー、頑張って!あと45秒!」
どんどんはっぱがかかります。
リハのとき、私の衣装がグズグズで、鏡をもう一度見に行きたくなったことがありました。
でも、
「出ます!行きます!もうダメです!ハイそのまんま行きましょう!」
と言われました(笑)
彼らはさすがプロ。
取りこぼしがあったら舞台監督からこっぴどく叱られるし、
そうならないために、すごく真剣です。
彼らのはっぱがあって、私たちはラインに乗っているような気がします。
ハラウ名物、早着替えショー。
臨場感は伝わったでしょうか(笑)?
幸いなことに3回リハーサルができましたが、それは3回全編通して踊ってみるということ。(あたりまえか)
舞台裏に、舞台に平行して楽屋があります。
その前に廊下。
そこを何度もダッシュしました。
もはや、私たちのハラウ名物「早着替えショー」(笑)
来てくださったお客様、
仮にフラを誉めては下さらなくとも、
「よく着替えたね~」とは、確実に誉めてくださいます(笑)

昔は何度も「できない」と泣いたもんでした。
でも泣いたところで悩んだところで、絶対にくつがえったことのない時間。
結局慣れるしかないんです。
「だったら着替えを練習しなさいよ!」と言われて慣らされました。
1曲の間に着替えるのが今ではもう普通の感覚です。
(仮に2曲空いていたら壁に貼った進行表に「あわてない。誰かを手伝うこと」と書き込むでしょう)
しかし今回は、2曲連続のシーンが1回、3曲連続が1回ありました。
もちろん、ナレーションで時間を作ってはくれるけど、ナレーションはあらかじめ録音されているもの。
だから、「引っ張る」ことはできません。




1曲目は白ブラウスにハラウスカートから、2曲目でトップスをビスチェに替えました。
ナレーションの時間は1分。
着替えのない仲間のハラウスカートはひもでしばる状態だけど、
数人いるビスチェチームはスカートをゴムに入れ替えました。
1曲目を踊り終えて、袖に入ったらもう自分でブラウスを脱いでます。
そこにビスチェを持った仲間が待機して、かぶせてくれて。
何本もの手が伸びてきて、ビスチェをいい具合にブラウジングしてくれました。
レイはそのまんまチェンジなし。
イリイリの石は手のなじみがあるからちょっと狂うと気持ちが悪い。
どうせ相模川の石だし(笑)、R上 R下 L上 L下 と油性ペンで書きました。
リハの時、親切な誰かが、石を手渡ししてくれましたが、
「あ、触らないで!」ときつく言ってしまいました。
ま、これはまだまだ大変じゃない方





もうひとつは、ラスト2曲~活動報告の3曲の連続パターン。
ブラウスはそのまんま、スカートを赤のタイトロングからミディのフレアースカートにチェンジです。
全身汗びっしょりなため、赤のタイトが汗で脱げない。(足が太いから

オットが無理矢理脱がします。
そして、スカートチェンジ。
ここからが大変。
肩にかけてたマイレをはずし、12連のシェルレイをかけます。
これはネジネジして後ろでしばらなくてはならず、誰かのヘルプが必要です。
ネジネジがゆるいとすごくだらしないし、長さも長くなってしまう。
今回、初めてホイケを経験される新しい仲間の楽屋を私はあらかじめ訪ねました。
「衣装チェンジをお手伝いいただけますか?私だけじゃなくみんなの分を舞台のカミシモに分かれて、1人で何人分かを受け持ってください」
もちろん、みんな手伝ってくださいます。
「言ってくれてありがとう。私たち何もわからないから、言われなかったら楽屋でモニターを見ているだけだったと思います」
シェルの装着には練習が必要。
私は何人もの人と練習をしました。
「人によって微妙にシェルのタイプや長さが違うので、全員がこのタイプとは言い切れないので、恐れ入りますが皆さんの方から他の出演者のところに出向いて、それぞれ確認してください」
3回リハがあってよかった。
最初はシェルだけ巻けばいいのねと思っていたであろう方も、私たちの殺気で、ご自分の出番がない時は「何かありますかー?ヘルプ言ってくださ~い!」と廊下を歩けるようになりました。
シェルを巻いてもらっている間に、自分で髪飾りをチェンジします。
髪飾りはアメピンをたくさん使って留めているため、無造作に引っ張ると後れ毛、はみ毛がはんぱない。誰かに頼むとその人を恨むことになります。
だから、焦りで震える手で必死にアメピンを探し、丁寧に抜いて、はみ毛があったらそこをピンで押さえます。
これは自分でやらなければならない仕事。
この作業に与えられた時間も1分。
どうにか間に合いました。
リハーサルの時は、曲が終わってカミテにはける時みんな小走りになってましたが、それは、変。
本番では可能な限りの早足で優雅にはけて、そこから工場ラインに乗るのです。
洋子ちゃん・久美ちゃんは、そこから更に1曲、4曲連続をやり遂げました。
舞台をはけて廊下を走りながら、全員が自分の前の人の後ろファスナーを降ろします。
首のレイのリボンを解きます。
前が誰であっても。
そうやって連なって廊下を走り、自分の曲が2曲後ならまずは1曲しかない仲間の衣装を手伝う。
「いいよー、脱いでー」
「さ、はくよー。右足上げてー」
「ファスナーあげるよー、おなか引っ込めてー」
「レイちょうだい。しばるよー、これでいい?」
「よし、あと少しだ、頑張れ!」
なんか、出産みたいだね。(笑)
正直、フラのことより着替えができるかが心配な私たちのホイケ。
でも、どうにか毎回できてしまうから、またこれが当たり前になってしまうんです。




舞台進行をお願いしているスタッフさんたち。
すごい連携で私たちを導いてくれます。
Aの曲が演技中に、Bの出演者は舞台袖で待機します。
そしてCの曲の出演者は袖手前の廊下で待機。
ここで、カミテ担当とシモテ担当のスタッフさんは私たちの人数を数えます。
「えっと、Cの曲、こちらに6人いないとなりませんが、1人足りません!わかりますか?」
「あ、今終わって着替えてます!」
ところが、1曲も間がないと、楽屋廊下に戻ったそばから
「さー、頑張って!あと45秒!」
どんどんはっぱがかかります。
リハのとき、私の衣装がグズグズで、鏡をもう一度見に行きたくなったことがありました。
でも、
「出ます!行きます!もうダメです!ハイそのまんま行きましょう!」
と言われました(笑)
彼らはさすがプロ。
取りこぼしがあったら舞台監督からこっぴどく叱られるし、
そうならないために、すごく真剣です。
彼らのはっぱがあって、私たちはラインに乗っているような気がします。
ハラウ名物、早着替えショー。
臨場感は伝わったでしょうか(笑)?
なんか、懐かしい緊張感(笑)
踊りよりそっちのが大変
でも、こうやってみんなの仲が縮まってく、楽しみもあるんだよね。
つまんない感情なんてなんの役にもたたない。1人の失敗はみんなの失敗。
1人では不可能でも、みんなでやれば可能にできる
これも、醍醐味の一つだわね