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パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

息子がマンドリンを

2005-03-08 00:54:43 | 本と雑誌
大学生の息子(末っ子)がちょうど春休み。
教室にふらーっと現れた。
パソコンのレッスンでもするのかと思えば、ぼくのマンドリンを見つけ出した。
簡単な方のタブ譜を渡し弾いてごらんというと、これがけっこう様になる。
どんな練習法をとっているのか訪ねるので、
パソコンにダウンロードしてあるアメリカのTraditional曲、「Soldier Joy」というMIDIの曲を
Windows Media Player で聞かせた。
レベル1とでもいうのだろうか、メロディラインのみで実にシンプルだが、
かなりのアップテンポ。
最初は手こずっていたものの、すぐに合わせていく。
ぼくとしては複雑な心境。だって、ここまで3日かかったんだから。
自ずと子どもに負けたくないと意地が出る。
「こうやるんや」と無理やり奪い取って弾いてみたんだが、
それがトチッテばかり。父親としての面子は丸つぶれ。
でも、さすがにコードは特別。
指がつりそうと投げ出したところを、ぼくが難なく押さえて見せると
「スゲー」と感心はしてくれたが、いささか労わりの気づかいがあるようで、
それを察することができるだけに、ますます寒くる。
例えていうと、息子の演奏はギャロップ。軽いのだ。
ぼくのはスキップ、といえば聞こえはいいが、少し訛りがある。音をひきずっているのだ。
ひとの演奏を聴くことで自分の欠点が見えてくる。
習い事というのは奥が深い。
道は遥かに遠いようだ。