Windows XPの話なのだが…。
WindowsのUpdateをした途端、 Windowsを起動すると、ユーザーを選択する『ようこそ画面』が表示されるようになった。一台のパソコンを複数のユーザーで共有してパソコンを使うならまだしも、自分専用のパソコンなのに、いちいち『ようこそ画面』でクリックをするのは面倒ではないか。だから、以前のように『ようこそ画面』を表示させずにスムーズにWindowsを起動することはできないか
というのが今日のお尋ねの電話だ。
WindowsのUpdateで思い当たることがある。ずい分昔の気がする。Microsoft .NET Framework だったかをインストールした後、同じ現象になったなぁ。それにしても今ごろとは、よほど疎保護なパソコンだ。で、どう解決したか? なんか設定画面を呼び出すのにコマンドをタイプしたような覚えがある。そこで確かめた。
- 「スタート」ボタン→「ファイル名を指定して実行」
- control userpasswords2
- 上のコマンドを入力する
- コピーして貼り付けると便利かと…
- 正確な入力なら、『ユーザアカウント』の設定画面が出る
- 『ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要』のチェックを外す
- 「OK」をクリック
- 自動ログオンのボックスが表示されユーザー名とパスワードの入力するようになっている
- パスワードを設定しないので、「パスワード」および、「パスワードの確認入力」は空欄のまま、「OK」ボタンをクリック
- パスワードを設定する場合は、自動ログオンしたいユーザーの「ユーザー名」と「パスワード」を入力し「OK」
- 解決したか、再起動をして確認する
これで、起動時、『ようこそ画面』を表示させることなく、自動ログインできる。
「パソコンって、パーソナル・パソコンなんやから、これが当たり前でしょ。なんで不便にするの?」
「まあ、まあ、家庭はともかく職場でも使うでしょ。Windowsが拡大成長しているってことで、それだけ凄いものを個人ベースで使っているという誇りを…」
答えになっているような、ないような…。風のようにうたが流れていた DVD-BOXにあった「言葉にできない」を聴き返している。饒舌からほど遠い昨今だ。