ブルーグラス・ミュージックに魅せられて何年経つだろう…、なんぞと指折り数えてみたら、
「アラ、大変! 立派に男の大厄だわ」
つまり中学1年からである。80年代までは細々だが情報は入った。それ以後は、いなか暮らし故、もっぱらFMとBS頼みで、編成次第でぽっかり穴が空くことも多かった。ところがインターネットのおかげで今や現役プレーヤである迫間師匠をもしのぐ情報通になっている。
「アラ、大変! 立派に男の大厄だわ」
つまり中学1年からである。80年代までは細々だが情報は入った。それ以後は、いなか暮らし故、もっぱらFMとBS頼みで、編成次第でぽっかり穴が空くことも多かった。ところがインターネットのおかげで今や現役プレーヤである迫間師匠をもしのぐ情報通になっている。
で、今日は、こんなフィーメル・ブルグラッサーを見つけてしまった。久々にWoodsongsを覗いてみたのだが、#367に「Melonie Cannon & Tennessee Road」とある。「VIDEO」のアイコンを右クリックしてメニューから「対象をファイルに保存」を選ぶ。保存する場所を適当なフォルダにして「保存」をクリックして待つこと1時間。我ながら辛抱強いではないか。
Windows Media Playerで再生した途端、めくるめく忘我のときを迎えてしまった。最近は女性のプルーグラス・ミュージシャンも珍しくなくなったが、Melonie Cannonは素晴らしいと思う。MCのMichael Johnathon、フォークシンガーである、が盛んにリッキー・スギャッグスの名前を連発する。乏しい英語の読解力を駆使して聞き取りに努めたが、どうやらスギャッグス・ファミリーの一員であるようだ。だからか、バックバンドの腕前はただものではなく、ぼくの耳に懐かしく響く。少し得した気分である。こういうサウンドはブルーグラス入門者にも分かりやすいのではなかろうか。ぜひともお薦めしたい。ブルーグラス・ミュージックの持ち味は、即興性とドライブ感、仕事の疲れなんかすぐに吹っ飛ぶ。さっそく師匠に御注進申し上げねばなるまい。