横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

数は少ないがいろいろと

2018-12-16 07:14:06 | 日記



冬にはハマシギの大きな群れがいる三番瀬の浜。
ハマシギのような群れではないけれど、ほかにもいろんな小鳥に会うことが出来る。






浜のアオサのあたりで付近をキョロキョロ見ていたのはタヒバリのようだ。






タヒバリを砂浜で見るとは思わなかった。
セグロセキレイなどと属は違うがセキレイ科なので水辺にいるのも不思議ではないのだろう。
ただセグロセキレイなどは留鳥なのに対して、タヒバリは大陸から渡ってくる冬鳥だ。






同じセキレイ科のハクセキレイは何羽もいた。






ハマシギとちがって砂浜でも水のなさそうなところで、シロチドリがチョコチョコ歩いていた。
チドリはシギと違って嘴が短いので地中のものは捕まえられない。






アオサの重なったところで何か食べ物を見つけたか。






イソシギは葦原の縁をうろうろしていた。
餌を探そうという仕草ではなかった。






もしかしたら、この近くに巣があるのか。 もしくはこれから巣を作ろうと物色していたのだろうか






防波堤ではイソヒヨドリが歩いていた。カニとかフナムシなどを探しているのだろう。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カモたちの中に小さなシギ

2018-12-15 07:32:04 | 日記



三番瀬の防波堤の向こう側の浅瀬にスズガモやヒドリガモやオオバンなどがいる。
その中にカモたちに比べるとかなり小柄な鳥の群れがあった。





初めて会ったが、家に帰って調べたらミユビシギらしい。
シギの仲間はチドリの仲間と違って後趾(第1趾)が発達して脚は4本指が多いが、
ミユビシギは後趾がないので三指シギというわけだ。





撮っているときは知らなかったので三本指をしっかりと狙わなかった。
ピンボケながら一番手前の子の脚で辛うじてそれと分かる。






砂の中に嘴を入れて貝類や甲殻類などを捕って食べる。






海藻の芽なども食べたりするらしい。






大きいカモたちと一緒にいるので時に誰かに驚かされて飛び上がることがある。
しかしそう遠くまでは行かないで、この付近で食べ物を探し続ける。

翼の白い筋がよく見える。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三番瀬のカモたち

2018-12-14 07:11:47 | 日記



三番瀬の砂浜から船橋港の防波堤を挟んだ向こう側には無数のカモたちがいた。






遠くて肉眼では識別しにくいが、どうやらスズガモが多いようだ。






三番瀬では10万羽ぐらいのスズガモが越冬にやってくるそうだ。






防波堤の向こう側にも少しだけ浅瀬、砂浜があって、そこにもさまざまな種類の鳥がいる。






オオバンやオナガガモなど。ここには写っていないがミユビシギの姿もあった。






ヒドリガモは泉の森では多数だが、ここでは少数派だった。






オナガガモは慌てず騒がず海面でゆったりしている。






ハマシギのいる砂浜の少し沖合でもオナガガモが列をなしていた。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嘴が長い

2018-12-13 06:26:27 | 日記



三番瀬は浦安から市川、船橋から習志野あたりまでの干潟や遠浅の区域で、
船橋海浜公園に接して船橋港の防波堤から市川寄りの防波堤までの1kmほどは砂浜が広がっている。
遠浅なので潮が引くとかなり沖合まで浅瀬になってシギやチドリなどの鳥の餌場に適している。
隣接する船橋港は少し深くなっているので、こちらはスズガモなどカモの仲間やカイツブリ等が多い。






砂浜にはいろんなシギ、チドリがいるが今の時期はハマシギが圧倒的に多い。






シギの仲間は嘴が長いので、ハマシギも嘴を泥の中まで差し込んでゴカイや貝などを引っ張り出す。






全体では何百羽もいると思うが同じ場所で餌を採るのは数羽から数十羽のかたまりのように見える。







かなりの範囲にアオサが打上げられていて、ハマシギの捕食には少し邪魔だろうと思う。






砂浜は沖の方まで高低にうねりがあるようで、沖にも潮の引いているところがある。







うまく貝でも捕まえたかな・・・






何かを警戒したか一斉に飛び立つ。






数十mほどの距離に降り立つとまた食事を始める。






中には水浴びをするものもいた。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名にし負わば

2018-12-12 07:21:37 | 日記



大潮に合わせて船橋海浜公園・三番瀬に行ってきた。

海苔ひびのある広い海浜にハマシギの群れなどシギやチドリの仲間が食事にやって来る。






前に何回か来たときにミヤコドリがいつも沖の防波堤の上で休んでいる姿ばかりで、
いつか潮の引いた浜を歩いたり貝などをついばんだりするミヤコドリを見たいと思っていた。
今回もまた前と同じ光景で、ちょっとがっかりした。






古今集や伊勢物語にある在原業平の歌に出てくる都鳥。
「なにしおはば いざこととはむ みやこどり  わがおもふひとは ありやなしやと」
この都鳥は識者の考察によればユリカモメのことらしい。

三番瀬にいるミヤコドリ(チドリ目ミヤコドリ科)はカモメの仲間ではなくチドリの仲間だ。
ミヤコドリの名前の由来はよく分からない。ミヤコが都なのかどうかも不明だ。






ミヤコドリは一旦諦めて海面ではスズガモやオナガガモ、干潟ではハマシギなどを観察しながら歩いた。

すると沖の方に鳥たちが飛んでくるのが見えて何事かと慌ててピンボケを撮った。






なんとミヤコドリたちが休息から覚めて干潟の方へやって来たのだった。






ハマシギたちは人に近いところでも平気で餌取りをしているが、ミヤコドリたちはかなり遠い。






ミヤコドリは二枚貝やカニ類にゴカイ等を採って食べるらしい。
残念ながらそういうシーンは撮れなかった。






水浴びを始める子もいた。






手前がハマシギの群れ、奥の方がミヤコドリで近くまでは行けなかった。

しかし今回は砂の上のミヤコドリを見ることが出来て満足だ。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする