蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

遮光ネット巻き上げ、その2

2010年10月15日 22時48分51秒 | Weblog

最低気温 19℃ 最高気温 27℃
朝のうちがパラパラと、昼間は時々日が差す。

今日も朝一でお客様。
今年の天候異常で取り込みに悩んでいるよう。
個人の意見としては最低温度を15℃、10℃、5℃を目安で、この温度切るようであればそれぞれの種類のものを取り込む。
15℃ではファレノやデンドロ・アノスマム、カタセタムなど高温性のもの。
10℃ではカトレアなど中温性のもの、バンダで花付きの悪いものなどは10℃を切ってから入れると花が着くことがある。
5℃ではデンドロ・ノビル系など十分な低温に合わせることで花芽分化する種類、低温に強いレリア・アンセプスなど。
置く場や順番で多少をずれることがあるがいちよう目安、蕾が出たものは雨風に当たると痛むので出たものは順次取り込む。

最初のお客様が帰られてから少したって別のお客様が、偶然名字は一緒、サイクルが合うのか時間は違うのだが良く同じ日に来られることが多い。
たまには温室内で鉢合わせ。


昨日、遮光ネットを外したリカステ類、快晴になった時にチョット不安


温室上の遮光ネットを巻き上げたところ、今年は特にガラスが汚れている。夏に気温が高く雨が少なかったため?


芯棒が腐食して交換したネット、ついでに上の方がパイプに当たるところが切れているので上下を逆にして張り変えてみた。


ボロボロになった芯棒、18mで6箇所も腐食している。
こんなにズタズタになるとは、質が悪かったのか、ほかのはこんなにひどくは無い。
ここ一か所の芯棒の交換とネットの張り替えでほぼ一日つぶしてしまった。
昨日から一人で温室の上に上がったり下がったり、その上ネットの張り替えで温室の上で踏ん張っていたので腿が張って筋肉痛
これで栽培室のネットは巻き上げ終了、残り展示室と連絡室は後日。

例年だと温室の植えに登ると今の時期、風が気持ちが良いのだが今年はまだ湿気を含み爽快感が無い。

以下、花の画像をクリックで拡大画像

Brs. chloroleuca ブラシア属 クロロレウカ
ブラジル原産
下側のセパル長く 13cm、花茎弓なりに出て長さ 38cm、10輪着花
バルブ扁平で高さ 8.5cm、葉は2枚付き長さ10.5cm、ヘゴ付き
国際には最初1973年に国内で増えた分け株が入荷、その後1987年からしばらくブラジル・ビノ社から定期的に輸入。
写真の株は1991年入荷で保存株。
ペタルが万歳しているものが多いがこの種類は踊っているようで上のセパルに巻きつくような感じがおもしろい
咲き始めは下側のセパルが短く開いているが時間が立つと伸びて下側に垂れてくる。


ブラシアの葉の上にいたアマガエル
撮影中(上の写真の黄色い葉の下の所)はもちろん帰るころもまだブラシアの葉の上にいました。
何を考えているのか?


B. nodosa ブラサボラ属 ノドサ
ブラジル原産
花径 12.5 x 8cm、花茎の長さ 11cm、2輪開花
バルブ細い棒状で高さ 3.5cm、葉は肉厚で棒状で長さ 9cm、木枠着き
カトレア・ワルケの実生を植えていた木のバスケットに生えてきた株
10年ぐらいは立っていると思うのだが、ワルケはすでに消えている。
わりとスッキリした咲き方をするのでそのまま確保。
リップには見た目は点が無いのだが付け根の部分にわずかにあり、これが交配に使うと親によって違うが全面に出て来て面白味をます。
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