時々
最低気温 7℃ 最高気温 14.5℃
昼間は日が差すもののあまり気温も上がらず温室内も肌寒い、水っけの多い苔で植え替えていると指先が冷えてつらい。
今週は真冬並みの寒気が下りてきてかなり冷えるとの予報、暖房もよくまわりそう。
暖房がまわると温室内も乾くので湿度を保つために棚下などに多目の散水をするようになる。
今日でドラキュラの植え替えは終わり。
続いてドリアデラ、プロメネアなど細かいものの植え替え。
ドリアデラはプラ鉢で植えてあったが水が多すぎるためなのか、植え替えが遅れて水苔が悪くなっていたためなのか、根は腐ってほとんど無かった。
水やりは少し控えた方が良さそう。素焼き鉢が良さそうだが、また、プラ鉢に。
プロメネア・シトリナは以前はよくできて咲いていたのだが最近は思ったほどできないで苦戦している。
山上げして今年は昨年より太ったもののもう少し。今、新芽が動いている。肥料不足?
ドラキュラ用のバスケット、壊れた穴あきトレー、15穴のもの。
結構古いものが溜まるので廃物利用。
しっかりした剪定鋏などで縁を切り取り網の部分だけにする、目は細かい方が植えた時にきれいに見える。
植えてから細い被覆した針金で吊れるようにする。
古いトレーだと割れやすいのでできれば新しいものが扱いやすいが、結構手間がかかる、暇な時にでも作り置きをしておくといいかも。
画像をクリックで花の拡大画像
Coel. lentiginosa セロジネ属 レンティギノサ
ミャンマー、タイ、ベトナムに分布
花径 3 x 4.5cm、花茎の長さ 8cm、6輪開花
少し四角ばっているバルブで高さ 8cm、葉は2枚出て長さ 15cm
7.5cm、プラ鉢、バーク単用植え
1982年にミャンマー(旧ビルマ)から入荷。普通種は単黄色の花だがこの個体は単褐色。
リップが綺麗。丈夫でよく増える。文献では春咲きとなっているが国際ではいつも暮のうちに咲いてしまう、1月まで伸ばしたいところなのだが?
Coel. psectrantha セロジネ属 プセクトランサ
ベトナムの海抜1300mに自生
花径 7.5 x 7.5cm、花茎直立し長さ 30cm、7輪開花
バルブ先の尖った卵形で高さ 6.5cm、葉は2枚で細くまっすぐ伸びつやがある、長さ 33cm
12cmプラ鉢、バーク単用植え
1995年にサイゴンオーキッドより spectranthea の表記で入荷、 psectrantha が正しいようで、
キューガーデンでは mooreana シノニム(同種異名)になっている。
在来の mooreana に比べると少し木姿が細いのと花が小ぶりで輪数が付くところがちがう。
また、mooreana は夏涼しくないと良くできないが psectrantha 栽培しやすい点が違うようだ。
これは自生地に因る違い?
今日はふたご座流星群の極大日、残念ながら14日の昼間がピークだがもちろん今日と明日の夜は目が離せない。
オリオン座の脇、ふたご座のカストル付近が輻射点(中心に四方に飛ぶ)、月明かりも無く一晩中観測できる好条件、一時間に50個ぐらい見られるかも。
これから屋上で眺めてきます。