蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

寒い

2010年09月23日 22時49分37秒 | Weblog

最低気温 22℃
結局、朝まで雨が降らなくて9時過ぎから急に雷が鳴り始め大粒の雨が降り出す。
一日中、降ったりやんだり、降る時はまとめて降る。
風は北寄りで温室の北側サイドは全部閉める、もちろん天窓も。
それでも半袖では寒い。上着を一枚持ってくれば良かった11月上旬の気温とか、極端すぎる。
朝より昼間の方が寒そう。

C. (元 L.) purpurata 実生の鉢上げ
今まではビニールポット6cm鉢から素焼き鉢に鉢上げしていたのですが、どうも鉢上げ後生育か良くない?
お客さんと話しあった時に開花株近くまでは素焼き鉢ではなくプラ鉢の方が良いのでないかとの結論
と言うことで試しに今回は7.5cmプラ鉢に。


後ろの古い苔を取る。


7.5cmプラ鉢(白の内鉢)に
バックをできるだけ鉢に付けるように入れ、ウオータースペースを取る。
パープラタは行儀がよい方だが支柱を立てる、鉢増しと言うことでバイオゴールドを3粒ほど置き肥。
完成したバルブの薄皮も取る、ちょうど雨でぬれて取りやすい。

お客さんの質問で「バーク植えのものが増えているけど、どんなものかなと?」
ニュージーランド産のバークが入るようになってから良いかもと。
水苔に比べると根張りが良く、バルブの太りが良いような気がする。
良く乾かしても水をかければすぐ根まで水が入るのが良い。
水苔だと乾かしてしまうと全体に水がまわるのに大変。
ニュージランド産のバークはサイズ別に番号であらわしている。
5号・大き目、カトレアなどに良い
8号・細かい、リカステやパフィオの子苗用
9号・中くらい、デンドロ、パフィオやセロジネなど
ファレノ用として5号より少し大きい粒と言うのがある。
鉢はプラ鉢かビニールポットを使うのが基本。
バルボなどのネット状の筒にの使用はヘゴ板やコルクを考えると粗目のものを使用してこまめなシリンジがしつようかも、試験中。


Hab. medusa ハベナリア属 メデュサ 画像をクリックすると花の拡大画像
タイ、ラオス、カンボジア原産
花径 6 x 4cm、草丈 72cm、蕾を入れて28輪着花
一番長い葉は19cm、12cmプラ鉢日向土単用植え
日本産の鷺草の仲間、鷺草は湿地帯に生えるがメディサは灌木地の間に生えるらしい。
休眠期は地面がひび割れるほど乾き生長期は毎日雨が降るような所。
バルブの形成は花が咲くまでに新しいバルブが完成するらしい、したがって肥料は新芽が伸び始めたら与える。
マグアンプが良さそう。
休眠期は10℃ぐらいでも大丈夫だが15℃ぐらいあるとより良い。
休眠打破は3~4月頃になったら徐々に灌水量を増やしていく、気温より水が多くなることによるものだと言うことを聞いた。
光線は弱目が良い、かなり草が茂る間に生えるらしく日陰になる。
パフィオ並みの遮光下で栽培。
今年は気温が高すぎて水不足を起こしているのかまっすぐ伸びてくれなかったし花も小さい。
球根はカビに弱いので植込み材料は軽石などの無機質のみの使用が良い、国際では日向土単用で使用している。もう少し細かい方が水持ちが良いかも?
新芽が動く前に毎年の植え替えがおすすめ、今のところ順調に行っている。
一つのバルブは3年間ぐらい寿命があるらしい? 

入った当時は myriotricha で流通していた。


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