最低温度16℃、最高温度16℃、昼間中ほとんど温度変わらず、11月中旬なみの気温。寒い~~~~
1日、パフィオの植え替え、ミックスが足らなくなったので調合と古いプラ鉢を再生。
キッチンハイターにしばらく浸けて水洗い、プラ鉢は表面を洗うだけで再利用できるのでラク。原油の値上がりでプラスチック製品がかなり値上がりしているので再利用できるものは出来るだけ使うように。
台風15号が台湾で90度方向を変えて九州から四国、本州の海岸に沿ってきそう、海側を離れて通りそうなので風の心配は無さそうですが前線がらみで大雨がチョット心配です、被害がないように。
C. Bob Betts 'Doctor Liu' カトレア ボブ べッツ ‘ドクター リュ’
( C.Bow Bells x C.mossiae ) 1950年 McDade 登録
花径13.5 x 15cm、多くの入賞花が出ている交配種の中の一個体。
冬咲きだが今年は異常気象のためか早く咲いた。
Sc. C.G.Roebling 'Blue Indigo' ソフロカトレア C.G.ロブリング ‘ブルー インディゴ’
( C.gaskelliana x S.purpurata) 1895年 S.登録
花径 15.5 x 15cm、原種同士の交配、弁幅は狭いが大きな立派な花、S.purpurata の血が強く、株は大きくなるが素直で作りやすい。主に秋咲き。
Cochleanthes aromatica コクレアンティス アロマティカ
コスタ・リカ、パナマ産、花径4.5 x 5cm、一花茎1輪、夏は少し暗めの栽培が良い、セパル、ペタルのグリーンとリップの紫のコントラストが好きです。夏から秋咲き。
Pescoranthes Cosmo-Lehmann 'Purple Queen'BM/JOGA
ペスコランテス コスモ リーマン ‘パープル クイーン’
(Cnths.discolor x Pes.lehmannii) 1997年 国際園芸(株)登録
コクレアンティス属とペスカトレア属の属間交配、小柄な株でよく咲く。
この個体は特に色が良い。これも好きな花です。夏は光線は弱目が良い。
しばらく天気が悪いが交配をしました、普段は天気の良い午前中にするのですがしばらく天気が悪そうなので花が傷む前にとりあえず交配しました。
花弁を全部切りました、切らなくてもよいのですが解りやすいように。
蕊柱の先端に花粉塊がついているので爪楊枝などで下からなでるようにすると粘着体で着いてくる。
キャップをはずして花粉塊を出して柱頭に付ける。
花粉塊はいくつかに分かれているので一片だけでも良い。
保存も出来るので乾燥剤を入れた密閉した容器で冷蔵庫に入れておきます、時間がたつと受粉能力が落ちるので1年ぐらいまでに使うの良いです。
柱頭に付けたところ、つけてから軽く押してやると良いかも。
交配して太るのは子房の部分、ラン科植物の特徴の一つ、花弁の下に子房がある、一般植物の多くは花の中に子房が有り、果実の下にガク片が付く。
最後に交配親と日にちを書いたラベルを付ける。
頭で覚えていても時間がたつと記憶が薄れるので必ずラベルを付ける。
先に母株、後に父株の品種名を書く、鉛筆で書くのが一番良いです。
交配してから蒔けるまで大輪のカトレア系で6ヶ月から1年、
小型の種類は早ければ3ヶ月ぐらいで蒔けるようになりますが
種類によってやってみないとわかりません。
播種して1年ぐらいフラスコで培養して、
植えだして早くて3年ぐらいで開花します。
交配から咲くまでに早くて5年、
また、きれいな花を見るまで長生きしなければ。
どうやって交配すればいいのかについては書かれていませんでした。
それに、交配したい株が同時に開花してくれるわけもないし。。。
と、素人は思っていたのですが、
とても良く分かりました。