院生の一日

最低気温　２２．５℃　最高気温　３２℃
梅雨の中休み、蒸し暑い一日

朝のうちに培地作りとシリンジ
シリンジは今回からは恩師に教えてもらった２年前に配合した油粕に発酵鶏糞、カニ殻など混ぜた発酵液肥
油粕単用の液肥が茶色ぽっくドロッとしていたが今回のは黒くさらりとしている。
２年ぐらいたつと肥料成分は減り発酵酵素がだいぶ増えていると思われるので一般の液肥と併用して使用する事に？

午前中には Ｉ 院生が、午後からは Ｓ 院生が時々あるパターン暇な時間が違うよう。

取り合えず予定のカトレアの植え替えが終わったのでゆっくりとお相手を、夕方には金太郎さんが久々に加わり１８時頃まで栽培談義。


時雨、再診で無事に完治とか、午後には散歩
くたびれたようで目を開いたまま熟睡、いびきをかいている。

Pyp. limminghei 　サイコプシス属　リイミンギィ 　ベネズエラ、ブラジル原産 　バルブは小さく扁平で長さ　１ｃｍ 　斑入りの葉で厚く長さ　２．３ｃｍ 　ヘゴ付き 　前回咲いた時より花茎が長い 　年間２～３バルブ出るみたい。

　花径　３．５　ｘ　３．８ｃｍ、　花茎の長さ　１６ｃｍ


社長が台湾に行った時に購入してきた苗
小さすぎてどうしようか悩んだ末ヘゴ付けに
冬でも水は以外に好きなようなのでこまめに灌水、段ボールをひいたのは湿度を保つのとオマジナイ。
どうにか付いたようで根が動き出している。

段ボールと言えば今日、午後はマダムが半日かけて段ボールで工作を、何を作っているのか？


Ercn. pusilla　エリシナ属　プシラ
コロンビアからブラジルに分布
バルブは無く、葉は扇状に開きリーフスパン　６．５ｃｍ
株自体の寿命は短いようだ、産地により小さなバルブの有るものがあるらしくてその方が栽培しやすいらしい。


花径　２　ｘ　２．２ｃｍ、　花茎の長さ　５ｃｍ

両品種とも元はオンシジューム属、形態や産地により別の属になったようだ。
チョット栽培にはコツがいる。

灌水

朝のうち小雨、のち
最低気温　２１．５℃
時々、日が差し蒸し暑い一日

考えた末に温室内に午前中に一人で灌水

午後からはカトレアの植え替え

会長はバンダ属のラベル替え
アスコセントラム属やネオフィネティア属（風蘭）などがバンダ属になったためラベルを作り替えている。

社長は日曜日に趣味家の会に出るようで準備をしていた。

Sob. macranthum, alba 　ソブラリア属　マクランサム、　アルバ 　メキシコからコスタ・リカにかけて分布 　普通種は桃紫色がこの個体は白 　茎の長さは６０ｃｍ 　葉の長さ　１８．５ｃｍ 　１８ｃｍ化粧鉢バーク植え 　亡くなられたお医者さんのＳ氏の遺品 　まわりまわって自分の所に

花径　１３　ｘ　１１ｃｍ
セパル、ペタルは綺麗な白だがリップはわずかに薄い黄色が乗る
一輪の花命は短いが数輪続いて開花する。
ソブラリアは洋ランらしくない草姿で花命も短いが隠れた収集家が多い。


Bulb. biflorum, album ‘Kuchin Magic’CHM/JOGA
バルボフィラム属　ビフロルム、アルバム　‘クチン　マジック’
タイ、マレー半島、スマトラ島、ジャワ島、カリマンタン島（サバ）、フィリピンに分布
四角ばったバルブ高さ　４．５ｃｍ、　葉の長さ　１３ｃｍ、　１２ｃｍ平素焼き鉢水苔植え
一番後ろのバルブから花茎が出ている。


花径　０．６　ｘ　６ｃｍ、　花茎の長さ　１０ｃｍ
寝そべっている様に咲いている。
ＣＨＭは原種で園芸上優れた特色を持つ個体に与えられる。

清酒「純米初しぼり」

時々
最低気温　２０℃　最高気温　２６℃
肌寒い一日


定休日で午前中は雨の止み間がありグリーンカーテンのネットを張る。
ネットを何年も使っているので切れて穴があいている。
ゴウヤと小玉スイカ
昨年も小玉スイカを植えたが今頃やはり台風がきてダメージを受け立ち直れなく収穫はゼロ。
今年は今のところ順調に、孫のために実ってほしい。


Disa Kewensis ‘Igoli’　ディサ属　キューエンシス‘イゴリ’
（uniflora x tripetaloides ）R. B. G. Kew　１８９３年登録
ビーバーに行ったら９８０円で販売していたもの、趣味家になり、つい買ってしまった。
妻には「また枯れるのに」と言われてしまった。

清酒　純米初しぼり　じゅんまいはつしぼり 　笹一　・　純米酒 　限定品 　アルコール分　１５度１６度未満 　原材料名　米（国産）　・　米麹（国産米） 　精米歩合　６０％ 　日本酒度　＋３～４ 　醸造元 　山梨県大月市笹子町吉久保２６ 　笹一酒造株式会社 　芳醇な香り、喉越しのさっぱりとした辛口 　山に行った時に道の駅で購入

エリザベスカラ―

時々
最低気温　２１℃　最高気温　２５．５℃
涼しい一日

Psh. prismatocarpa の鉢増し

９ｃｍプラポットから鉢上げ


鉢から抜き下半分とバックの方を切り取る。
ほぐすのではなく思い切って切り取る。


黒の１２ｃｍポリポットへニュージーランドバーク６～９ｍｍに素焼き鉢を砕いたものを混ぜたもので植え付ける。
太めの支柱などで隙間の無いように詰め込む。
９ｃｍポットでは黒と透明の物に植えておいたが黒の方が根張りが良いような。


最後に置き肥してラベルを差す。


時雨
お尻をなめないようにエリザベスカラ―を付ける。
なかなかなれなくて、エリザベスカラーがうるさいのか落ち着かない。


コンピューターをいじくっていると気になるらしくジッと見ている。
エリザベスカラ―を着けていると目が可愛く見える。

台風の動きが気になるが明日は定休日で

追伸、会長はバンダ類が再編されラベルの書き換えに苦労している。

山上げ

最低気温　１６℃　最高気温　２７℃

マダムと今年初めての山へ

ネット張りは順調に終わりかけたところで
夕立みたいに急に降り出したのですぐにやむだろうとお昼を食べながら待つことに
食べ終わるころには止み昨日マダムに積んで置いてもらったマスデを下ろしてトラブルもなく帰ることに。

社長は組合の総会のため昨日から出張

C. purpurata (striata x sib.)
２００６年に交配２００７年に播いた趣味家の交配
昨年あたりから咲き始めて今年は多くが開花し始めた。
株は小柄でリップは良いものが多い。

花径　１４　ｘ　１５ｃｍ


花径　１２．５　ｘ　１３ｃｍ
筋がハッキリと出ている個体


花径　１３．５　ｘ　１３．５ｃｍ
ボケている個体


花径　１３　ｘ　１０．５ｃｍ
形が悪く小さい

梅雨

梅雨の晴れ間、梅雨入りしているのか疑問が？？？？

平日は常連さんが、かぜ氏も来られて世間話を、この所、肘に違和感があり時々痛いのだと言ったら
「五十肩の前兆だ」「気を付けた方が良いと、早めの対処が必要、一年間ぐらい肩の調子が悪くなると」
そうかと納得、あとで考えたのだが六十でも五十肩？

昨日は月曜日に今期一回目の山に、ネット張りに行くので遮光ネットなど車に積み込む。
植物は今日は私が休みなのでマダムに「三号室のマスデなどを積み込んで置いてください」と頼んで置いた。
果たして？以前も頼んでおいたら上げなくていいものまで積み込んであった。

終了間際には家族連れで初心者の方が二組、私とマダムで対応
私の方は「カトレアは咲くのだがシンビは咲かない」と
同じ場所に置いて同じように管理しているのであれば
カトレアが咲くと言うことは水が少な目でそこそこの明るさ、シンビに対しては植え替えをしてなくて水が足りなくて光線不足かも
別に管理するように注告
シンビとカトレアの植え替えの実演も、
株を持ってくれば株分けや植え替えの指導もしますと伝えて、一株お買い上げで喜んで御帰りになりました。

この所、帰ってから梅の実獲り

若そうな所は妻が冬にお湯割りで飲む梅酒用に、手前の一瓶は今回初めて栽培したラッキョウを漬けている。
チョット熟しているのはこれから梅干し用に
昨年は恩師の言うように剪定、生り年とかさなり豊作になり獲り切れてない、
うちの奥さんが来年は不作かも知れないので来年の分もガンバって漬けておくとか。


時雨、金曜日の晩からお尻をよく舐めるようになり、見ると出血が
土曜日に妻がいつもの獣医さんにフィラリアの薬をもらいに行くのでついでに診察をしてもらったら肛門腺が破れて穴があいているとか
我が家の犬では初めての病気？　穴が大きくなるようだと縫合手術が必要とか
塗り薬と飲み薬を出してもらい一週間後に様子を見せに行くらしい。


Milt. spectabilis alba　ミルトニア属　スペクタビリス　アルバ
ブラジル原産
バルブは扁平で高さ　６．５ｃｍ、　葉は二枚で長さ　１３ｃｍ
バルブとバルブの間は長く鉢ではすぐにはみ出してしまい栽培するのは不向き
この株はトレーに入れたまま放置状態で栽培、根が良くからみコンポストは無くても水さいタップリやっていれば大丈夫みたい
ブラジルのビノ社からも入荷していたがこの個体はたぶんＡＯＳの入賞花？
３５～６年ほど前にアメリカ帰りの人が入賞花だと言ってもらった株のような気がする、記憶がさだかではないが？


花径　７　ｘ　９．５ｃｍ、　花茎の長さ　１４ｃｍ、　きれいな花
一花茎に一輪開花、全部で何輪咲いているのかは面倒なので数えるのはやめた。

この所、また、酒がの量が増えてきて横になるとすぐに寝てしまう。注意・注意
今日は生け花の研究会で両国いくので会社を休みます。

灌水

最低気温　２０℃
薄日が差すものの一日

鉢が良く乾いているので曇りがちだがボブピータース３０：１０：１０の１００００倍で灌水
窒素分が多いのでつい１万倍で使用
午後からは池袋で吊り金具を全部売ってしまっい新たに注文が入ったので作ることに
注文が入るのはよいのだが作るのは私だけ。


C. maxima ‘Mounte Grande’ 　カトレア属　マキシマ　‘マウンテン　グランデ’
バルブの高さ　１４ｃｍ、　葉の長さ　１７ｃｍ
１９８６年に山木の株を入荷し、木に付けてそのまま栽培
花茎は沢山出たが一本づつの花数が少なかった。


花径　１４　ｘ　１６ｃｍ、　花茎の長さ　１５ｃｍ、　一番付いているので５輪
色はよいのだが形は野性的、リップは良いかな？


C. mazima ‘Sky Tree’
花径　１３　ｘ　１６ｃｍ、　花茎の長さ　３２ｃｍ、　４輪開花
バルブの高さ　２８ｃｍ、　葉の長さ　２２ｃｍ、　２１ｃｍ素焼き鉢水苔植え
スカイツリー、株がスカイツリー？
セルレアがかった淡い色彩の個体、チョット古い花で縁がスリップスに舐められている。
春の異常気象でマキシマが今の時期によく咲いている

リカステ、屋外に

快晴
最低気温　１５℃　最高気温　２９℃
この所最高気温は３０℃前後、温室内は暑い。

朝のうちに油粕腐熟液肥をシリンジ

カトレアの植え替えは一休みでリカステを屋外に出す。
ついでにポリポットにニュージーランドバークの細粒にて実生の伸びのよいところを鉢上げ。
バークは水に３日浸けて２日間乾かすと表面は乾いて芯が湿り気があってそのまま使うより乾きにくくて根張りが良いとか？

ＩＮＴさんがきて栽培談義
肥料やりに付いて、国際園芸に入ったころは洋ランは肥料は少な目が基本
最近は大株などよく栽培している人は多肥料、特に液肥を多用しているよう、ただの水はほとんどかけないとか。
濃度も記載の倍ぐらいと言っていたが最近は逆に濃くやる人もいるようだ。？


Bark. lindleyana　バーケリア属　リンドレイアナ
コスタ・リカ原産、独立記念日の花
茎の長さ　８ｃｍ、　ヘゴ板に付けて栽培
一株を長年かけて増やしたもの、同じような株の大きさが１０個近くある。


花径　５．５　ｘ　５ｃｍ、　花茎の長さ　１６ｃｍ、　一花茎に６輪着花
パフィオの場所に吊っていたら光線が弱いため色が薄く何となくだらしなく咲いていた
が屋外に出したとたん色が濃くなりしっかり咲いたような。


C. schileriana　カトレア属　シレリアナ
ブラジル原産
ハワイの実生 (‘Raspberry Jam’ x ‘H&R’)の初花
バルブの高さ　９ｃｍ、　二枚葉で長さ　１０ｃｍ、１２ｃｍ平素焼き鉢コルクを大きく砕いて植えこんである。


花径　１２　ｘ　１１ｃｍ、　花茎の長さ　５ｃｍ　子房の長さ　６ｃｍ
リップが気にいった花。池袋に持って行ったが帰ってこないので売れたみたい。

搬出

最低気温　１８℃　最高気温　３０℃
予報に反して雨は降らず

この所灌水が思うようにできなくて乾きすぎているのボブピータース１８：１８：１８の５０００倍で時間まで灌水

１４時過ぎに搬出に池袋に向かう
道はガラガラで一時間で着き、時間まで会場内をフラフラと
１６時半から片付け搬出
１７時半ごろには積み込み帰路につくが首都高に乗ってしばらくして忘れものに気が付き社長に連絡
まだサンシャインの駐車場にいるようで確認してくると。
帰りも首都高の大橋の所で少し渋滞していたもののほぼ一時間で帰りつくことができた。

昨日の晩は妻の親父さんの９２歳の誕生日会、飲み過ぎの、食い過ぎ。


９１歳の歳の差
鼻の頭の傷は前日に転んでついたらしい。

今晩も娘夫婦達は夕食を一緒に食べると言うので急いで帰ることにした。