今日は最高気温が10.2度ととても暖かい日になりました。最低気温のデーターを眺めても、春めいて参りました。ってグラフを見て、アンタ気が狂ってるの?と思われるかもしれません。いえもうマイナス10度なんか1回あるかどうかですから、確実に春です。
今年から放射性降下物の測定が一ヶ月単位になりました。そこで降下物量のデーターがどこのあるのか解らなくなっていましたが、ようやく発見しました。環境放射能水準調査1月速報って、解りにくい所にあるのはイマイチです。
ただ日々のデーターより、一ヶ月単位のデーターは誤差が小さくなるので信頼性は高くなります。
実は放射性ヨウ素は4月以降ほとんど検出していないのですが、検出限界値が4月には62.2Bqもあったのが、5月以降一桁台に治まり、10月以降0.5以下、1月は0.297と限界値が下がっています。測定に時間をかけられるようになったのでしょう。もう4月までのドンチャン騒ぎがよくわかる数字です。
6月以降がはっきりと見えないので、6月以降を書き出してみました。ちょっと福島や山形で12月から1月セシウムが降っていたので注意していましたが、盛岡はさほどでもなかったと解ります。11月の数字が気になりますが、やっぱり風で大気に舞い上がったもののようです。まあ合計で3.3GBq/?降ったんですね。
ただここに来て、単位がBq/㎡というのが気になります。12月までは、Bq/?だったのですから。まあ換算は簡単なので問題は少ないですが。ただメガベクレルとかテラベクレルとか言うと、もの凄く大きな感じになりますからそこを嫌ったのでしょうか。
元々、大型水盤というタライみたいなもので降下物を受けているので、平方メートルのほうが理にかなっているのは確かです。
ただ単位の書き方を変えるのは、何かあるのかな~と疑われるので、本来はやらない方が良いのですが。そういった意味でも朝日新聞が最近和数字を使っているのが気になります。最近の朝日で、最近の研究で福島の事故で放出された放射性物質は、4京ベクレルと書いていました。まあ今までの計算より倍降ったという衝撃的な記事なのですが、京は兆の1万倍と注釈がついているのが何とも言えません。従来通りに40PBq(ペタベクレル)と書けば良いようにも思うのですが。京にしてもペタにしても普段見る単位ではないですね。今解りましたが、日本のスーパーコンピュータの「京」ですが、演算スピードが二桁代のペタフロップスだからなんですね。
このもの凄い量の放射性物質の7割が海に、3割が陸上に降ったようです。
京という単位ですが、確かに普段は見ない単位ですね。しかーし、日本の国債発行残高!いつ単位が変わるのか、兆から京になるのか、そんな単位でもあります。