隣の岩手大学ですが、馬術部があります。ここが毎年「岩手大学招待学生馬術大会」と言うのを開いています。北は北海道、南は東京辺りまででしょうか、馬術部のある大学が集まります。とはいえ全部集まる訳ではないのですが、かなり集まります。
「岩手大学招待学生馬術大会」
時 :2013、4、20。午前9時頃から開催(早まる可能性があると言うこと)
場所:岩手大学・馬場(岩大正門をまっすぐ行って、坂を下って右側にある。グーグルマップにないので要注意)
何が名物なのかと言えば、実は駅からの距離。盛岡駅から歩いて20分程度でしょうか。街のド真ん中にあると言えばJRA馬事公苑ですが、こちらもなかなか町中です。大学としては北海道大学の馬場が街のド真ん中ですが
次がこの馬場の広さです。多分なのですが、短辺50m4000㎡の規定ではないのですが、多分このサイズの馬場を持つ大学は、北海道と旧帝大以外ではそうそうないかもしれません。
実はこの項を書くために各大学の馬場の面積を捜したのですが、見つかりませんでした。だから憶測になってしまってごめんなさい。ただ広い事は確かです。
写真は昨年の岩大生ですね。肖像権大丈夫かな。
さてこの大会の見所なのですが、実はとっても地味な大会です。特に午前9時から開始なのですが前半には馬場馬術と言うとっても地味な競技が繰り広げられます。馬に乗って歩いたり走ったりしているだけじゃないのかと思われるほど地味です。しかしその地味さ加減に味わいがある訳で、慣れると乗っている人のウマイヘタがとっても良く解ります。
今回規定であるかどうか解りませんが、馬に乗って後退というかバックすると言う項目があったりします。馬は動物としてバックで来ません。危機回避だったらバックする必要がないからです。それを人為的にさせると言うのは基本中の基本ですが、なかなかうまく行かない。
あとかっこ良く乗れるかどうかです。ただ乗っている人がかっこいいかは別で、馬をかっこいいと思わせる技術が馬場馬術です。
後半で障碍競技、あの馬が飛び跳ねる奴ですね、それがあります。馬場馬術で上位入賞した人たちの競技なので見応えは、あるかもしれません。
さて会場ですが、観覧スタンドがある訳でもなく畑のド真ん中にある馬場なので、服装はアウトドア系が良いでしょう。靴は泥に対応した方が良いでしょう。天気に対する対応も施設が貧弱なのでかなり厳しいです。トイレは馬房に一つ。100メーター程度歩いて中央食堂にあります。土曜日なので中央食堂は11時半から開業していますが13時半には営業を終了すると思った。うん、思った。
飲料物もその辺りに自販機があります。なお大学の周囲には、ローソン・セブン・サンクス・ファミリーマートとコンビニ充実していますので、飲食は何とかなると思います。
トイレですが、厩舎に一カ所。あとは中央食堂のみでしょうか。オムツの替えとかのスペースは中央食堂のみですが、多分岩大馬術部の学生を捕まえればなんとでもなるでしょう。
大会当日の4月20日ですが、多分学内のオオヤマザクラが咲き始めると予想しています。工学部のジュウガツザクラは咲いていると思います。早めの花見と、のんびりした大会の雰囲気を楽しめると思います。
なお馬の機嫌でいろんなハプニングがあります。そこも見所です。ハプニングの大体の理由は、馬が賢い事、これだけです。
PS
この大会で名物だったウラン号が引退しました。ほんとご機嫌損ねたらもうどうしようもない馬だったのですが、ここ数年優しくなって、でも力がないという感じだった。所がこの馬XY遺伝子を持つ、雌馬という訳の分からないものだったのですね。競技からは引退しましたが、研究対象として動物病院で余生を過ごす事になるようです。